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「雑  記」
烏のまかない処

烏のまかない処~其の三百・ご近所パン屋さん

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つい先日、新しい道徳の教科書で『パン屋さん→和菓子屋さん』『おじさん→おじいさん』に変えられたということで物議を醸し出しておりましたよね。国としては『我が国の伝統文化をうんたらかんたら』との事ですが、少なくとも私が住んでいるところでは現実に即しておりません(^_^;)
取り敢えず自分の店で手作りしていると思われる和菓子屋さんは商店街&駅ビル内でも一軒だけ。あとは大手チェーン店の和菓子屋で、売り子は女子大生のバイトだったりします。和菓子とは言えスイーツ店、女の子人気はかなり高くバイトも殺到するのでしょう。少なくともコンビニ店員よりかなり平均年齢は低く、スケベジジイどもが彼女たち目当てに和菓子屋へ日参する―――これが現実ですよ(-_-;)浅草や銀座などはまだまだおじいさんが商品を作っている老舗和菓子店が残っているのかもしれませんが、発酵食品でない分ある程度の長距離輸送が可能な和菓子は大手チェーン店が進出しやすいジャンルなのです。地方になればなるほどそれは更に顕著になるんじゃないかと(そもそも餅は保存食/(^o^)\)
その一方発酵食品であるパンはまさに『生き物』、チェーン店とは言え職人さんが絶対に必要です。同じレシピであっても焼き方一つ、発酵度合い一つで全く味も変わりますしねぇ。
子供の頃、一度『店の職人さんが変わる』という状況に出くわしまして、その味の違いに驚いたものです。レシピが同じなので『同じパン』であることには変わりないのですが、『美味しいパン』が『普通のパン』になってしまったショックは子供にとって相当なもので・・・子供故そんな贅沢なものは食べていなかったのですが、やはり舌は敏感だったのでしょうね。そしてそういう微妙な差が大きな違いを産むのはやはり発酵が必要なパンだからではないかと・・・。
本質は別のところにある道徳の教科書ですので和菓子職人でもパン職人でもどちらでもかまわないとは思うのですが、現代の子供が『職人』を肌で感じることができるのはむしろパン屋さんの方じゃないかと個人的には思います(*^_^*)
(少なくとも私はそうでした。手作りの和菓子屋さんもありましたけど、代替わりしてもパンほどの衝撃は無かった)

次回まかない処は4/6、気楽に何か探しま~す(●´ω`●)





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