「雑 記」
烏のがらくた箱
烏のがらくた箱~その四百二十九・2018九州旅行レポ・その一
火曜日の夜、九州旅行から帰ってきたのは良いのですが翌日からやれ自分の病院通いやら介護やら旅行後の片付けやらでバタバタしており、ようやくレポートに取り掛かれました(^_^;)
しかも初日は派手にコケた影響で写真さえ無いという(´・ω・`)それでもよろしかったら覗いてやってくださいませm(_ _)m
今回は宗像大社&浦上天主堂です♪
◆宗像大社。
全国にある宗像神社の総本山でもあるこちらの神社は、今回の旅の中で最大の目的地でもありました(*^_^*)ていうか、宿とここに行くことしか決めていなかったという(^_^;)
ただ、ここまで決めていたにもかかわらず、私がコケてろくに歩くことさえできなかったため、参拝できたのは本殿&拝殿、そして第二宮(ていにぐう)第三宮(ていさんぐう)と神宝館だけと相成りました/(^o^)\
まずは国の重要文化財である本殿・拝殿の簡単な説明から(宗像大社HPより)。
本殿は天正6年(1578年)に大宮司宗像氏貞(うじさだ)が再建したものとのことです。柿葺(こけらぶき)の流麗な屋根、五間社流造(ごけんしゃながれづくり)の建物で、安土桃山時代初期の特色がよく出ているものとのこと。
一方拝殿は天正18年(1590年)、時の筑前領主・小早川隆景が再建したものだそうです。切妻妻入造(きりづまつまいりづくり)で屋根は本殿と同じく柿葺です。
そして第二宮(ていにぐう)には沖津宮の田心姫神が、第三宮(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫神がお祀りされています。伊勢神宮の第60回式年遷宮(昭和48年)に際し、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建したものが使われているとのこと。これだけでも宗像大社が『特別な神社』であることがよくわかります(๑•̀ㅂ•́)و✧
ただ『特別な神社』であるにもかかわらずその造りは本当に素朴、というか質素。見る人が見れば一流の職人が作った立派な建造物とわかるのですが、ぱっと見はかなりおとなし目・・・だからこそ沖ノ島に収められている宝物を狙われずに済んだのかも、と思ってしまいました(^_^;)
そう、この宗像大社の『本尊』とも言えるのが沖ノ島にある『沖津宮』、現代でも古代からの風習を守る神の島でもあります。以前は年に一度の祭事があるときだけ男性が渡ることができたのですが、世界遺産登録に合わせ、神官しか立ち入ることができなくなってしまいました。逆転の発想ですが『男女平等』になったといえます。相撲でも参考にして欲しい・・・。
閑話休題、この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されてます。これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈るために、神様にお供えされたものとのこと。その内容や遺跡の規模の大きさなどからも、沖ノ島は 『海の正倉院』ともいわれています。
この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、展示されているのですが、これが本当にすごかった(@@)とにかく細工の細かいこと細かいこと!5世紀にはピンセットで作らないとできないような細かな細工の指輪が作られていました。画像がHPトップに映し出されておりますが、ピンキーリング並みに小さな指輪なんですよ・・・その他化粧品や薬を入れるような小さな壺や、銅鏡など決して大きくはないけど高価で貴重な宝物がわんさかと/(^o^)\
確か5世紀って日本じゃ埴輪を作っている時代ですよね・・・そりゃあ人々が滅多に渡ることができない『神の島』に宝物収めちゃうでしょうし、1500年以上も後の時代に国宝に指定されちゃいますよwww
実際に見ることは現地に行かないと難しいですが、確か写真集が出ているはず。もし興味がございましたら図書館にリクエストして見てみるのもありかもです。
(学術的な写真集だから、無ければ購入も考えてくれるかもしれないし♪)
◆浦上天主堂
翌日は長崎へ。これから世界遺産に認定されるであろう多くの天主堂の中からあえて原爆被害を強く受けた浦上天主堂へ行かせていただきました。
ただ、この日が日曜日でして・・・日曜礼拝があったのですよ(>_<)流石にミサのお邪魔はできませんのでなかに入るのは遠慮させていただき、外だけ眺めさせていただきました。あと天主堂に付属している小さな原爆資料館を。そこには原爆で焼けただれてしまった燭台などと、被害を受ける前の天主堂の模型が展示されておりました。ちなみに現代の天主堂は当時の半分しか無い上に、窓も質素で小さくなっておりました・・・戦前、キリスト教が解禁された際、如何に人々が多くの浄財を寄付したか、その一端を垣間見たような気がしましたよ(´・ω・`)
江戸時代のキリスト教弾圧、そして原爆をくぐり抜けてきた信仰の強さを感じました(*^_^*)
疲労が抜けていないのか、はたまた天疱瘡の薬の副作用がひどく出ているのか一度に掛ける記事に限度が(>_<)
残りは明日以降、項目2個ずつくらいで書いていく予定ですm(_ _)m
(明日は長崎の出島&中華街を中心に)
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しかも初日は派手にコケた影響で写真さえ無いという(´・ω・`)それでもよろしかったら覗いてやってくださいませm(_ _)m
今回は宗像大社&浦上天主堂です♪
◆宗像大社。
全国にある宗像神社の総本山でもあるこちらの神社は、今回の旅の中で最大の目的地でもありました(*^_^*)ていうか、宿とここに行くことしか決めていなかったという(^_^;)
ただ、ここまで決めていたにもかかわらず、私がコケてろくに歩くことさえできなかったため、参拝できたのは本殿&拝殿、そして第二宮(ていにぐう)第三宮(ていさんぐう)と神宝館だけと相成りました/(^o^)\
まずは国の重要文化財である本殿・拝殿の簡単な説明から(宗像大社HPより)。
本殿は天正6年(1578年)に大宮司宗像氏貞(うじさだ)が再建したものとのことです。柿葺(こけらぶき)の流麗な屋根、五間社流造(ごけんしゃながれづくり)の建物で、安土桃山時代初期の特色がよく出ているものとのこと。
一方拝殿は天正18年(1590年)、時の筑前領主・小早川隆景が再建したものだそうです。切妻妻入造(きりづまつまいりづくり)で屋根は本殿と同じく柿葺です。
そして第二宮(ていにぐう)には沖津宮の田心姫神が、第三宮(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫神がお祀りされています。伊勢神宮の第60回式年遷宮(昭和48年)に際し、特別に下賜された別宮の古殿を移築再建したものが使われているとのこと。これだけでも宗像大社が『特別な神社』であることがよくわかります(๑•̀ㅂ•́)و✧
ただ『特別な神社』であるにもかかわらずその造りは本当に素朴、というか質素。見る人が見れば一流の職人が作った立派な建造物とわかるのですが、ぱっと見はかなりおとなし目・・・だからこそ沖ノ島に収められている宝物を狙われずに済んだのかも、と思ってしまいました(^_^;)
そう、この宗像大社の『本尊』とも言えるのが沖ノ島にある『沖津宮』、現代でも古代からの風習を守る神の島でもあります。以前は年に一度の祭事があるときだけ男性が渡ることができたのですが、世界遺産登録に合わせ、神官しか立ち入ることができなくなってしまいました。逆転の発想ですが『男女平等』になったといえます。相撲でも参考にして欲しい・・・。
閑話休題、この島からは、鏡、勾玉、金製の指輪など、約十万点にのぼる貴重な宝物が見つかり、そのうち八万点が国宝に指定されてます。これらの宝物は国家の繁栄と海上交通の安全を祈るために、神様にお供えされたものとのこと。その内容や遺跡の規模の大きさなどからも、沖ノ島は 『海の正倉院』ともいわれています。
この神宝は、辺津宮にある神宝館(しんぽうかん)に所蔵、展示されているのですが、これが本当にすごかった(@@)とにかく細工の細かいこと細かいこと!5世紀にはピンセットで作らないとできないような細かな細工の指輪が作られていました。画像がHPトップに映し出されておりますが、ピンキーリング並みに小さな指輪なんですよ・・・その他化粧品や薬を入れるような小さな壺や、銅鏡など決して大きくはないけど高価で貴重な宝物がわんさかと/(^o^)\
確か5世紀って日本じゃ埴輪を作っている時代ですよね・・・そりゃあ人々が滅多に渡ることができない『神の島』に宝物収めちゃうでしょうし、1500年以上も後の時代に国宝に指定されちゃいますよwww
実際に見ることは現地に行かないと難しいですが、確か写真集が出ているはず。もし興味がございましたら図書館にリクエストして見てみるのもありかもです。
(学術的な写真集だから、無ければ購入も考えてくれるかもしれないし♪)
◆浦上天主堂
翌日は長崎へ。これから世界遺産に認定されるであろう多くの天主堂の中からあえて原爆被害を強く受けた浦上天主堂へ行かせていただきました。
ただ、この日が日曜日でして・・・日曜礼拝があったのですよ(>_<)流石にミサのお邪魔はできませんのでなかに入るのは遠慮させていただき、外だけ眺めさせていただきました。あと天主堂に付属している小さな原爆資料館を。そこには原爆で焼けただれてしまった燭台などと、被害を受ける前の天主堂の模型が展示されておりました。ちなみに現代の天主堂は当時の半分しか無い上に、窓も質素で小さくなっておりました・・・戦前、キリスト教が解禁された際、如何に人々が多くの浄財を寄付したか、その一端を垣間見たような気がしましたよ(´・ω・`)
江戸時代のキリスト教弾圧、そして原爆をくぐり抜けてきた信仰の強さを感じました(*^_^*)
疲労が抜けていないのか、はたまた天疱瘡の薬の副作用がひどく出ているのか一度に掛ける記事に限度が(>_<)
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