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暁光碧烏~gyoko-hekiu~

管理人帰省中のため、更新はほぼおやすみさせていただきます。過去記事にてお楽しみ下さいませ。水曜日に諸々お返事させていただきます(o^-^o)

拍手お返事&ようやくシャバに舞い戻ってきました(≧∇≦)/ 

拍手お返事&おまけ

旦那の実家に帰省して3泊4日、ようやく『ネットの海』と言う名のシャバに戻ってまいりました(≧∇≦)/
義実家に関してはかなり恵まれていると思うのですが、やはり緊張が伴うのは仕方ないこと。『嫁』と言う名の大型猫をひっかぶり、4日間をやり過ごしてまいりました。ホント義両親と同居している人ってすごいと思う(ヽ´ω`)
(そして私と同じくらい向こうも緊張しているかと・・・お互い様です(^_^;))

話は変わりますが、本日終戦記念日ですね。ある意味70年以上も続いている=その間自国で戦争をしていないというのは驚異的です。このまま未来永劫8月15日の『終戦記念日』が続いて欲しいところなのですが・・・個人的にちょっと気になることが(-_-;)
昔、というか私が20歳くらいまでは確か広島、長崎の原爆投下時刻&終戦記念日正午には防災無線からサイレンが鳴り響き、どこにいても黙祷ができるようになっていたのですが、それがいつの間にか無くなっているんですよ。
更に他の自治体の子に聞いたら『サイレンなんて鳴ったことがない』とのことで・・・そういえば昔は原爆投下時刻や終戦記念日正午に高校野球も中断して黙祷を捧げていたのに、今はそれさえも無い(´・ω・`)たった1分間、試合を中断するのってそんなに難しいのかしら・・・高校生が心置きなく野球ができるのも先人の犠牲の上なのに。こうやって先の戦争を風化していくのかなぁ、と危機感を感じております((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
本日の終戦記念日、サイレンは鳴るのか?そして黙祷は捧げられるのかちょっと確認してみたいと思っております。

留守中にも拍手コメントありがとうございますm(_ _)mお返事、以下に書かせていただきますね~(@^^)/~~~



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ボカロ小説・日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)49 

日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)

翌日、メイコは箱根の裏道に車を走らせていた。辛うじて車一台通れるくらいの細い道だが、地元の人間の努力のおかげかきちんと舗装がなされている。

「この丁寧な舗装はありがたいわね。横揺れさえ気をつければリンもレンもこれ以上壊れることはなさそう」。

曲がりくねった道に車を走らせつつ、メイコは満足げに呟いた。箱根の山を降りたらどうなっているか定かではないが、『中央』を離れるに従って政府の影響が薄らいでいるような気がする。『聖地』に近づいたらこの傾向が強くなるのかもしれないと、メイコは高揚する。
途中、対向車とすれ違う時に厄介な点を除けばこれ以上文句はない道路状況の中、メイコは問題なく箱根の山を降りた。

「一応『聖地』までは平地だけど、距離はまだまだありそうね。それに大井川・・・まだ橋は無事なのかな?ここで遠回り、ってことも覚悟しておかないと」

国道1号線沿いには大小様々な河川がある。小さな川であれば比較的橋もかけやすいが、川幅が100mを越えるような河川になるとそう簡単には行かない。『第一関門』であった相模川では目当ての橋が壊れており、結局3Km近くも迂回して川を渡らざるを得なかった。
その相模川より遥かに川幅があり、江戸時代には箱根よりも難所と云われていた大井川である。数キロ上流に遡って無事な橋があればよいが、それさえもないかもしれない。渡し船があっても車は乗れない事も多い。この時代、フェリーは政府の軍隊くらいしか持ち合わせていないのだ。

「このまま国道1号線を進めば、新大井川橋にたどり着くはずだけど・・・どうか無事でありますように!」

いくらメイコでもリンレン二人を抱えて大井川を泳ぎ切ることはできない。川を遡って橋も渡し船も無ければ『聖地』を目の前にして引き返さなければならない可能性もあるのだ。
わざわざ川崎からやってきてここで引き返すことだけは避けたい。川を渡ることを諦めることはそのままリンやレンが壊れたままだということだ。そんな諦め方だけはしたくないとメイコは首を横に振り、アクセルを心持ち強く踏み込んだ。




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烏のがらくた箱~その四百四十一・久しぶりの野球観戦in東京ドーム 

烏のがらくた箱

これはおよそ1~2ヶ月前のこと、旦那がどなたかから東京ドームのシーズンチケットを譲ってもらいました。どうやら旦那が阪神ファンだということ&その席がびみょ~に3塁側だったかららしい・・・というのはチケットを見ただけで判明しておりました。
しかぁ~~~~し!!実際現場に行ってみると大違い(@@)三塁側は3塁側でもほぼバックネット裏!しかも前から5列目(チケットには7列目と書かれていた)という、いわゆる『接待席』!!自分たちではまず買えない、というかお金があっても場所が取れない奇跡の座席ですよΣ(゚∀゚ノ)ノキャーこれはもう純粋に楽しもうと、お茶を片手に(服薬中なのでお酒が飲めない・・・ビールぅぅう( ;∀;))堪能いたしました(*´艸`*)

なお全部見終わった感想ですが・・・バックネット裏こそラジオの解説が欲しかった(>_<)バッテリーと打者の勝負を間近で見れるのはありがたいのですが、キャッチャーの背後からの観戦なのでミットの位置さえわからない/(^o^)\
オーロラビジョンを見ながら観戦すれば良いのかもしれませんが、せっかくのライブ観戦ですもの。選手見たいじゃないですかぁ~(´・ω・`)本当にラジオを持っていくべきだったと、こればかりは唯一の後悔でした(>_<)
この場所で見慣れていれば問題ないのかもしれませんが、東京ドームに限らずバックネット裏観戦用(良いチケット用に)ラジオの販売&球場限定FM放送野球解説をお願いしたい!
美術館では音声ガイダンスとか普通にあるのに、何故野球には無いのか・・・他のスポーツは無理でも、野球だったらできそうな気がするんですけどねぇ、球場オンリーの野球解説。ホント、選手の息遣いまで聞こえてきそうな距離での観戦だっただけに、キャッチャーミットの構えがわからなかったのは計算外でした(^_^;)
(なお、守備のうまさを見たい場合はアルプス席~外野がオススメ(*^_^*)キャッチャーのサインで野手陣が守備位置変えるのは広い視野が取れるアルプス席~外野でないと把握できない。特にゴールデングラブ賞を取っている選手の守備位置は見る価値あり!)

と、先にぐちを書いてしまいましたが後はほぼ大満足(≧∇≦)/選手の顔がここまではっきり見える席もありませんでしたし、(巨人のシートだからなのか)落ち着いた、上品なお客さんが多かったのでゆっくり試合を堪能することが出来ました(*^_^*)
むしろ私たちが座っていた一角に阪神ファンが何故か集中しておりまして・・・阪神逆転の際うるさかっただろうなぁ(^_^;)その点は本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
(特に私達の前にいた巨人ファンの若い夫婦orカップル・・・君らの背後に2組も阪神ファン夫婦が陣取ってしまって本気で申し訳なく思っております。しかも巨人負けちゃったし・・・うん二人で慰めあってね❤←鬼畜)


今週もご来訪&拍手、ランキングへのご協力本当にありがとうございますm(_ _)m
天疱瘡の方ですが、ここ2~3ヶ月、数値の横ばいが続いております(^_^;)6.3(一日16mg服薬中)から数値が下がらない/(^o^)\
できものそのものはちゃんとコントロール出来ているのですが、お薬の副作用がねぇ(^_^;)こればかりはただひたすら辛抱です(๑•̀ㅂ•́)و✧





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烏のがらくた箱~その四百四十・ほとんど仕込みが出来なかった、今回の帰省( ;∀;) 

烏のがらくた箱

ええ、単純に集中力に欠けていただけなのですが、結局お盆休みの仕込みが全て中途半端な状況でストップしておりますorz
『時間』だけなら明日の朝まであるのですが、帰省の準備やら部屋の片付け、その他諸々ありまして・・・最低限ボカロ小説は仕込めるのですが、土曜日更新のプチホラー&火曜日のエッセイは非常にあやしい(^_^;)ギリギリまでがんばりますが、あまり期待しないでお待ちくださいませm(_ _)m
なお一応こんな感じでUPする予定でおります。

土曜日 がらくた箱(野球観戦レポート)またはプチホラー続き
日曜日 ボカロ小説まとめ
月曜日 お休み
火曜日 お休みまたはおぼえ書き(浅草その一)

取り敢えず土日の分だけでも仕込みたい・・・のですが、薬の副作用で不順になっているお馬もよりによってなってしまったのでどこまでできるか(>_<)期待しないでお待ちくださいませm(_ _)m

では、行ってきま~す(@^^)/~~~




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烏のまかない処・其の三百七十一~我が家の非常食・2018年酷暑編 

烏のまかない処


今年は本当に大きな災害が多い気がします(>_<)大阪の大きな地震に西日本豪雨、更に変なコースをたどる台風に連日の酷暑(>_<)そういえば今年は春分の日に関東地方は大雪に祟られましたっけ(-_-;)今思えばあれは今年の異常気象の始まりでしたorz
こんな異常気象が続く毎日だと買い物に出かけるのも一苦労/(^o^)\てか35℃越えている日に買い物に出かけたくない・・・冗談抜きで熱中症にかかるよ・・・ネットスーパーに頼むにもあまりに安い買い物だと宅配業者さんに申し訳ない・・・ということでこの酷暑でも『保存食』を利用することが多くなりました(^_^;)
そもそもこの暑さ事態災害レベルって云われていますしねえ。できるだけ買い物せず、火も使わず、簡単な調理方法で済ませるって重要ですよ(๑•̀ㅁ•́๑)✧流石に旦那がいる時はあまり手抜きはできませんが、自分ひとりの時ならば温めご飯&サバ缶、レタストマト冷凍ブロッコリーなどの簡単サラダで済ませてしまうことも少なからずあります/(^o^)\だってコンロを使うだけでも汗がダラダラ流れて止まらなくなるんですもの(>_<)一食作るだけでコップ2~3杯の麦茶、飲んでいるんじゃないかなぁ(-_-;)
あとコンロでも湯で時間が短いそうめんは重宝しますね(*^^*)普段の料理は直火派なんですが、今年の夏に限ってはできるだけ日を使いたくない派に宗旨変えしております\(^o^)/早く最高気温30℃を切って欲しいものです(´・ω・`)

次回更新は8/16、帰省中のご飯か本日出かける東京ドームのご飯になる予定です(*^^*)



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烏のおぼえ書き~其の二百七十三・昭和初期の銀座・その三 

烏のおぼえ書き

前回に引き続き、銀座のめぼしい(というにはゴージャスすぎますが)お店を幾つか紹介していきます。

◆お食事どころ色々
沢正食堂(関西料理)、銀座食堂、喫茶ウーロン(一時期は文壇人独占していたらしい)、不二家、小松食堂(和洋料理)などが一角に固まっていたとのこと。
不二家は今現在全国展開しているペコちゃんの不二家さんでしょうかねぇ(・・?甘さで戦うならあそこのパフェは最強だと思っております(あまりに甘くて二人がかりでも食べきれなかった思い出が(^_^;))
あと気になるのが『関西料理』って・・・流石に戦前の銀座で粉物は無いと思うのですが(粉物進出はバブル期以降のイメージが・・・)どうなんでしょうか?戦前の銀座はカジュアルな部分もありますし、どんな『関西料理』を提供していたのか気になるところです(*^_^*)

◆貴金属取扱店
やはり銀座といえば高級品!貴金属も取り扱っておりました♪
天賞堂(日本一を誇っていた、との紹介文)に村松、大勝堂、バア・ファウスト、そして松坂屋とお店の数も多かったようです。
特に松坂屋は震災を機に上野から銀座に進出していたのこと。松屋と共に『デパートの先陣争い』をしていたそうです。

◆尾張町~銀座2丁目周辺の有名店
タイガー(この当時のカフェ代表)にカフェ・ライオン(銀座のカフェに動物の名前を流行させた名店)
特に『カフェ・ライオン』は文学作品にもその名前が出ているほどの名店で、そこの女給になった女性が主人公になった話もあったはず・・・紹介文でしか読んだことないですけど(^_^;)
しかし昭和初期にはその面影はなく、階下では精養軒その他の売り場となってパンや牛肉、、佃煮などが場末の公設市場のように雑然と並び、中におでん屋やビールスタンドもあったとか(´・ω・`)か、悲しすぎる・・・(´;ω;`)
その他白牡丹(化粧具一式)鳩居堂(香筆墨)、佐野屋(足袋)などがありました。更に進むと歌舞伎座や伊東屋(文房具)山野(楽器)木村屋(パン)など現代にも残っているどころか繁盛しているお店が多数あるのですが、きりがないのでここまでに箚せていただきますm(_ _)m

夏休み、もし東京に行く機会がございましたら銀ブラ、または銀ウラ(銀座の裏通りのお散歩のことらしい)など良いのではないでしょうか(*^_^*)


来週は帰省のためお休み、次回は再来週に浅草を取り上げたいと思います(*^_^*)



【創作関連】
え?チョット待って、『カフェ・ライオン』って結構名店だったはずなのにこの零落ぶりって何なんですか( ;∀;)他の店にNo.1の地位は取られても、そこそこ頑張って―――せめて戦争が勃発するくらいまでは頑張っていたと思っていたのに(>_<)しかも店は二階に追いやられ、階下でお惣菜屋とか一杯飲み屋が展開していたって・・・か、悲しすぎる(T_T)
もうここまできたらいっそ『昔はカフェ・ライオンで女給やっていたけど今は階下のいっぱい飲み屋の女将』になってしまった中年女性の話でも書きたいものです(๑•̀ㅁ•́๑)✧得てしてオバチャンはたくましいもの。そのたくましさを前面に押し出し、酔っぱらい親父とのやり取りを・・・これはこれで面白いと思うんだけどなあ(^_^;)




【参考・引用文献】
新板 大東京案内 上(今和次郎 編纂 ちくま学芸文庫)


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拍手お返事&台風を呼ぶ夫婦/(^o^)\ 

拍手お返事&おまけ

かれこれ1~2ヶ月前になるでしょうか。旦那が『巨人vs阪神戦 in 東京ドーム』のチケットを譲ってもらいました。しかも今まで座ったことのない『7列目』というかなり良い席を(@@)どうやら旦那が阪神ファンと聞いた方が『だったらどうぞ』と譲ってくれたようです。
(どうやら3塁側=阪神側の席だったかららしい)

そんなラッキーに恵まれたにもかかわらず、その日付というのが8月9日・・・そう、関東地方に台風直撃予報が出ているまさにその日!よりによって数年ぶりの野球観戦の日にぶち当たるとは( ;∀;)台風の規模によってはドーム球場でも中止になりますからねぇ(´・ω・`)9日までに台風には過ぎ去ってほしいのですがどうでしょう・・・何せ初デート、初旅行、更には結婚式当日まで雨に祟られまくった夫婦ですのでねぇ(´・ω・`)そんな夫婦が数年ぶりに野球観戦なんかするから台風を呼んでしまったのかもしれませんorz

拍手コメントありがとうございますm(_ _)mお返事、以下に書かせていただきますね~(@^^)/~~~

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ボカロ小説・日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)48 

日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)

薄暗く、静かな部屋の中央に浮かぶレトロな空中モニターに次々に文字やグラグ、その他図形が浮かび上がる。『簡易サーチ』とはいえ読み取らねばならないデータは膨大だ。それが250年前に製造されたVOCALOIDであっても―――。

「・・・簡易さーち、終了シマシタ」

サーチモード特有の、機械的な声でミクがサーチの終了を報告する。

「・・・どうやら問題は無さそうだな。疑って申し訳なかった」

簡易サーチの結果を見てマナブは素直にメイコに謝る。

「気にしないで。こんなご時世じゃ当然だもの。私だって同じ立場だったら同じことを・・・うわっ!」

メイコが叫んだその瞬間、ミクががっつりと抱きついていた。

「み、ミクちゃん?」

「メイコさん、まだまだサーチは終わってませんよ?お仕事のサーチは終わりましたけど、これからが本当のサーチです!1000曲の約束、忘れてませんよね?」

小首を傾げ、上目遣いでメイコを見つめるミクはどこまでも愛らしいが、その言葉には有無を言わせぬ力強さがある。

「も、勿論・・・曲も自分で選びたいだろうから最低でも1~2時間はかかるかな。マナブさん、この子の起動時間なんだけど、あと2時間くらい長引いてもいいかしら?」

メイコは抱きついているミクの頭を撫でながらマナブに尋ねる。

「ああ、本当に申し訳ない・・・それと今すぐに出発できたとしても今からじゃ危険だ。ここを出るのは明日の朝にしたほうが良いだろう。ヘッドライトだけじゃ落石や倒木を察知するのは君らでも難しい」

「そんなに危険な道なの?」

「夜はね。最近じゃ熊も出没しているようだし。でも昼間なら倒木、落石の危険はあるけど安全だ。舗装も一応維持しているから、君らの車でも問題なく山を越えられる」

その言葉にメイコの表情は明るくなった。

「良かった、山は越えられるのね。この調子で『聖地』まで無事に行けるとありがたいんだけど」

箱根を無事越えられたとしても浜松にあると言われる『聖地』まではまだまだ遠い。ミクのサーチを受け入れながらメイコは遥か彼方にある『聖地』に想いを馳せた。





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夾竹桃の吐息・其の捌 

その他短編小説

 燃え盛る炎に背中を焼かれながら、千護と直斗は中庭を抜け、家の外に飛び出した。火の手は予想していたよりも早く、既に火柱が上がっている。これでは救急車を呼ぶ暇はなさそうだ。

「千護!助手席に!シートベルトも忘れるなよ!安全運転なんてしてやれねぇから!」

 そう言い捨てると直斗は運転席に乗り込み、急発進をする。思い出がある祖父の家が丸焼けになってしまう悲しさも少しはあったが、不気味すぎる夾竹桃への恐怖のほうが勝った。
 とにかくこの場からいち早く逃げなければ―――大きな火事になったらきっと近所の誰かが消防に連絡してくれるだろう。直斗は一縷の望みにかけながら、この周辺で一番大きな総合病院へと軽トラを走らせる。
 当の千護は車に乗った安心からなのか助手席でぐったりしている。その顔やむき出しの腕のあたりを見ると、まるで薬品でも引っ掛けられたようなやけどを負っていた。

「これ、なんて医者に説明したら・・・夾竹桃のバケモノに引きずりこまれそうになりましたとも言えねぇし。古い棚の下敷きになった、でいいかな」

 事実をありのままに伝えても信じてもらえないだろう。直斗は病院での言い訳を考えながら車を走らせ続けた。




 千護を入院させた翌日、直斗は祖父の家へ呼び出された。というか親戚全体が現場検証のため警察に呼び出されたというべきか。案の定祖父の家は全焼しており焦げ臭い匂いが漂っている。

「取り敢えずお隣に燃え移らなくて良かったわ。どのみち更地にするつもりだったし」

「特に『おばけ夾竹桃』はな。あれは切り倒そうとするたびに厄介なことが起こっていたから」

「だから今回の放火犯に関しては私達から訴える気は毛頭ありませんので」

「ホント、ここまできれいさっぱり、しかも消防警察以外に迷惑をかけずに燃えるなんてねえ」

 不謹慎極まりないおじや、おばの会話に直斗が警察に頭を下げる。

「まぁ、他の場所でやらかしたら即逮捕ですけど、放火をされてここまで喜ばれるというのも」

 若い警察官は苦笑いを浮かべるが、おじ、おばと同年代と思われる壮年の警察官は表情を強張らせていた。それに気がついた直斗がその警察官に尋ねる。

「何か厄介なことでも?」

「あ、ああ。皆さんが云っていた『お化け夾竹桃』―――皆さんが云っているのとは少し違うかもしれないけど、俺が若い頃にはこの辺で気味の悪い自殺が多くて困っていたのを思い出したよ」

 壮年の警察官は昔を思い出すような遠い目をして若い二人に語りだした。

「ほら、この家のすぐそこに踏切があるじゃないか。そこから入り込んで自殺するやつが多かったんだけど、その近くに夾竹桃の枝葉や花が必ず散らばっていてね。しかしこの辺に生えている夾竹桃ってここの家にしかなくて・・・わざわざこの家に入り込みでもしたのかと当時の現場検証で困惑したものさ」

「え?」

 壮年の警察官の言葉に直斗が青ざめる。そんな直斗の顔色に気づくこと無く壮年の警察官は喋り続けた。

「しかも、電車にはねられたのに薬品やけどみたいな傷跡も多くって・・・防犯カメラや有刺鉄線で防御するにも限度があったけど、そういや最近そんな自殺もだいぶ減ったよな」

「薬品やけど・・・」

「どうしました?何か気づいた事でも」?

「いえ、なんでもありません」

 直斗は千護の怪我のことを口に出しそうになったが、辛うじてそれを飲み込んだ。あまり皆に心配をかけさせたくないし、あまりにもオカルトじみている。

(どちらにしろ、じいさんの家と共に燃えちまったんだ。気にすることはない)

 自分や千護が黙っていれば済むこと――――――直斗は警察官に例を述べたあと、その場から少し離れ、唇を噛み締めた。




UP DATE 2018.7.28

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烏のがらくた箱~その四百三十九・新しいPCの使いごこちは? 

烏のがらくた箱

新しいPCをお迎えして一ヶ月、使い心地と言うか癖がようやく見えてまいりました(*^_^*)というか私自身の癖というべきなのか(^_^;)
メモ書きですが今現在のPCちゃんの使い心地の感想を残しておこうかと思います(#^.^#)

◆SSDはとにかく動作が早い(≧∇≦)/
これはSSDの特徴でもあるのですが、とにかく早い(๑•̀ㅂ•́)و✧立ち上がりはシャットダウン時でもスリープ時でも同じですしアプリケーションへのアクセスもかなり早い((o(´∀`)o))
更に音も静かですしHDDに比べて物理的衝撃に強いというメリットはあるのですが、あまり『書き換え』には向いていないようでして(^_^;)なのでもしこれから購入するのであれば、本体はSSD、記録用に外付けHDDを別個に購入したほうが良さそうです。
(私もまだよく理解していないのですが、SSDは書換のたびに劣化するようで・・・なのでデフラグ&最適化はしないほうが良いらしい。てか、これからデータ集積っぽい)

◆まだキーボードに慣れない(´・ω・`)
以前のPCのキーボードは『いかにもプラスチック』的な、軽いタッチでも打ち込めるものでした。その力加減に慣れてしまったせいなのか、はたまた新しいキーボードだからなのか、キーがびみょ~に重く感じるのですよ(>_<)
なのでミスタイピングが多くて困っております(母音or子音のうちそこねとか変換ミスとか)もう少しキーがこなれてきたら改善するのかもしれませんが・・・あと、指のお腹じゃなく指の先端(爪の先)でキーを打つ癖があるのでそれも原因なのかも(´・ω・`)
これは慣れもあるのかもしれません。

天疱瘡の薬の副作用もあるのですが、まだまだ妄想の速度そのままにタイピングをするのは難しいようで(^_^;)ただ、慣れれば前の子以上に役立ってくれそうな気がいたします(#^.^#)


今週もご来訪&拍手、ランキングへのご協力誠にありがとうございますm(_ _)m
世の中、色々な問題が噴出しておりますが、ボクシング協会の山根会長と我が母校の田中理事長の間に親交があって二人揃って『闇のアンガールズ』と言われているらしいことに吹いてしまいましたwww更に岐阜のインターハイで山根会長に用意されていた革張り椅子のサムネでも爆笑さをw国体の席で皇太子殿下に用意されていた椅子よりもゴージャスな椅子だったんですよ~www
もし年末に『笑ってはいけないボクシング協会』とかやられたら間違いなく腹筋崩壊&タイキックや尻バットを受けまくるなぁ(^_^;)
不謹慎ではありますが、我が母校と共にどんなネタを提供してくれるのか密かに楽しみにしております( ̄ー ̄)ニヤリ




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Author:乾小路烏魅
幕末~明治を中心とした歴史小説ブログです。
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