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「Twitter小説」
逃亡者櫻 Page1

逃亡者櫻 宇宙を彷徨う逃亡者2

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普通、宇宙船の航路演算はHOPCによるオートコントロールによって行われる。だが、それだと敵に演算を解読されてしまう危険性がある。確実に逃げるには『人間の曖昧さ』が必要となってくるのだ。人間の感性を読み切ることはコンピュータは勿論『地獄の帝王』でさえ難しい。
それ故に櫻は自分自身で『逃げ道』を選択し、相手に気取られないよう逃げ切らなければならない。特にパプリカが使えない今、戦闘に突入したら間違いなく櫻は負けてしまうだろう。

「ジンジャー、まずはアンドロメダ大星雲025管区から017管区へ直進して!」

「Yes,Master。ですが017管区には銀河系へ直通する時空航路は通っていませんが。」

「それでいいの。確か017管区にはイアリ・ファクトリーがあったでしょう?そこでテトラクォーク破壊装置をレンタルするつもりだから。」

「Master、確かあれはトップシークレットの上に開発途上の武器ですよ。そんなものが『地獄の帝王』へダメージを与えられるとは思いませんが。」

「確かに今までの開発速度ならね。だけど今、イアリ・ファクトリーには銀河系一の天才が出向しているのよ。」

櫻はジンジャーにウィンクをすると、すぐさまダイレクトメール回線を開き、ある人物にコールした。

『ルシフェラ、今大丈夫?これからそっちに行くからテトラクォーク破壊装置貸してくれない?『地獄の帝王』のフェイント受けちゃってパプリカが壊れちゃったのよ。』

かなり砕けた櫻のダイレクトメールに対し、その人物はすぐさま返事を返してくる。

『うわ、大変だすな。取り敢えずテトラクォーク破壊装置は用意しておくだども多分『地獄の帝王』を潰すのは無理だ。その代わり別の武器用意しておくだがら、それで我慢してけろ。』

別の武器、というルシフェラの言葉に一抹の不安を覚えた櫻だったが、それをいちいち問いただしている時間的精神的余裕はない。

『了解、すぐそっちに行くから!』

櫻はダイレクトメールを送りつけるとジンジャーにすぐ動き出すよう命令した。



(1/14~1/20 twitterにて掲載)

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『地獄の帝王』から逃げ始めた櫻ですが、かなり原始的な逃げ方―――――人間の感性によるルート探索という手に出ました。確かにコンピュータによる演算でしたら敵にその演算結果がバレる可能性が極めて高いですし、先回りするのも楽です。なので櫻は自らルートを、しかも銀河系への直通ルートが無い場所へ進みだすという暴挙をやってのけようとしております。ただ、その先にはかなりプロキシマ訛りがひどい友達がいるようですが・・・(^_^;)その友人・ルシフェラに頼んで、さらに強力な武器も入手しようとしている櫻ですが、果たしてイアリ・ファクトリーまで無事たどり着けるのでしょうか?明日からの連載でお楽しみ下さいませ(*^_^*)
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