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「Twitter小説」
逃亡者櫻 Page2

逃亡者櫻 地獄の帝王はアレクがお好き1

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ダーク・マターで出来た物体は肉眼は愚か光学サーチでも確認できない。頼りになるのは物質サーチのみである。それはHOPCでも同様で、パプリカは物質サーチのデータを元に慎重に標準を定める。

「Master、準備完了です」

「OK、ジンジャー、ユウトとアレクの方は?」

「すでにこの宇宙船の後方に移動しています。一応内部シールドはかけてありますが、外部にもかけましょうか?」

「そうね。モードが違えば何が起こるか判らないし・・・お願いするわ。」

「Yes,Master。」

櫻の命令を受けてジンジャーがアレクとユウトの戦闘機にシールドを二重にかけた。その瞬間、素粒子分解装置から光線が発射されたのである。先程とは違い、青銀色をした光線は宇宙の暗黒へと吸い込まれていく。

「なんか・・・普通の物質分解と違って地味ね。」

防御グラスをかけながら櫻はアレクとユウトに語りかけた。

「暗黒物質が相手だからな。どう逆立ちしても光学的な反応は望めない・・・うわっ!」

アレクが不意に叫び、それと同時に通信が途絶える。

「どうしたの、アレク!」

「アレク、返事をしろ!」

ユウトと櫻が声をかけるがアレクからの返事が返ってこない。さらにパプリカの非情な声が船内に響いた。

「照射失敗、ターゲットに逃げられました」

「何ですって!」

櫻が悲鳴を上げたその時である。不意に宇宙船に激しい衝撃が走り、櫻は壁に叩きつけられた。二重のシールド、そして重力子ベルトで身体をガードしていたにも拘わらずである。

「いたっ・・・パプリカ、敵は今どこなの!」

したたかに腰を打った櫻は痛みに眉を顰めながらパプリカに敵の居場所を尋ねる。だがその問に返事をしたのはパプリカではなく一旦音信不通になっていたアレクだった。



(6/24~6/30 twitterにて掲載)

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素粒子分解装置・暗黒物質破壊モードで攻撃したにも拘わらず、結局地獄の帝王をやっつけることには失敗したようです。そりゃ動くことが出来る相手ですからねぇ。攻撃されてそのままじっとしているわけはないでしょう(^_^;)
しかも攻撃しやすい櫻よりも背後に隠れていたアレクに先に攻撃を仕掛けるとは・・・どうやら『地獄の帝王』はアレクがお気に入りのようです(^_^;)
明日からの連載は・・・バトルの続きですね、この展開じゃ(爆)3人がやられないよう、応援よろしくお願い致します^^
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