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「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の二十六・王子の狐火

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『王子の狐火』というのをご存知でしょうか?現代の東京北区、王子にある衣裳榎(または装束榎)近くで年末になると見ることが出来た狐火を特にこう言っていました。
狐火=怪奇現象のイメージがあり、そんな簡単には見れそうもないんじゃないかとつい思ってしまいます。TVの怪奇現象特集なんかでも『今回は無理でした』的なものってままあるじゃないですか(-_-;)
ですがこの狐火は違うらしいのですよ。これを見にわざわざ王子まで見物客が来たらしいので、そこそこの確立で見れたのかも知れません。狐火観光に来た客を案内している前垂れ姿の女の絵も残っているのですが(手元にあるのは三谷一馬先生の模写のみですが^^;)、こういった現象までイベントにしてしまう江戸人、恐るべし(>_<)


ちなみに衣裳榎の近くに関八州稲荷の統領・王子稲荷があります。なので大晦日になると官位を貰うために狐たちが集まってきたんですって・・・出世争いは人間だけじゃないんですね(^_^;)あと、官位を貰うだけあって、この日狐達は正装でやって来たらしいです。衣冠束帯なのか紋付袴なのか判りませんが・・・狐の正装、可愛いかも(*^_^*)

さらにこの狐火によって近隣の農家さん達は来年の田畑の豊作凶作を占ったそうです。狐火の正体の一つに農作物の成長に必要なリン化合物も挙げられていますので、これは意外と理にかなっているんじゃないかと思うのですが・・・ただリン化合物の発光は極めて弱いものなので、それこそ真っ暗な状態じゃないと見えませんよねぇ。(リンが主成分の蛍光剤が入っていたむか~しむかしの洗剤で洗った衣料なんかは闇でほんのりと光るんですよ。でもすっごく微弱)
だからこそ狐火が月が出ていない大晦日の名物になったのかな?農学部出の理系人間としては興味がつきません。
鼻を抓まれてもわからぬ闇夜に淡く浮かび上がる沢山の狐火――――――この狐火に見送られるように一年は終わり、江戸に新しい年がやってきます。


今年一年、拙宅『暁光碧烏』をご贔屓にしてくださってありがとうございますm(_ _)m
また来年も小説、そしてエッセイとネットの片隅で地道に活動してゆきますので、お手すきの際にでもお立ち寄りくださいませ。来年もみなさまにとって良い一年でありますように♪



【参考・引用文献】
江戸年中行事図聚


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