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「Twitter小説」
砂漠の星の物語 Page1

砂漠の星の物語~戦闘開始3

 ←夏虫~新選組異聞~ 第六章 第七話 谷三十郎の変死・其の参 →拍手お返事&今現在書いているのは話の骨格の筈なんですが・・・(-_-;)
カーラ軍が強行突破を仕掛け、軍艦中枢部へ向かっていたその時、ハウラールは部下数人と共に人質でもありDNAサンプルでもあるラグナラの娘達が監禁されている部屋へ向かっていた。

「とにかく一人でもいいから連れて行くぞ!でなけりゃ契約がおじゃんだ!」

忌々しげに吐き出しながら、ハウラールは娘達を監禁している部屋のドアを乱暴に開けた。

「きゃあ!」

いきなり開いたドアに驚いた四人の娘達は悲鳴を上げ、部屋の隅に逃げてゆく。そのうちの一人の娘の腕を掴みながらハウラールは怒鳴りつける。

「騒ぐんじゃねぇ!殺されてぇのか!」

ハウラールは自ら腕を掴んだ一番年長らしい少女―――ファラに対して凄んだ。その威嚇に対しファラは叫ぶことさえ出来なかったが、その代わり金切り声を上げたものがいる。

「ファラを離しなさいよ!汚らわしい!」

そう叫んでハウラールににじり寄ったのはアイーシャだった。アイーシャはファラの腕からハウラールの手を引き離そうとするが、男の手はファラの腕に食い込みなかなか離れない。

「いい加減にしろ、このアマっ!殺して欲しいのか!」

しつこく縋り付いてくるアイーシャに業を煮やしたハウラールはアイーシャの右頬を叩き、脚で腹をけろうとする。その動きに気がついたファラはそれを阻止しようと自分の腕を掴んでいるハウラールの手に噛み付いた。

「何をしやがる・・・!!」

噛み付いたファラの頭を強引に引き剥がそうとしたその刹那、ハウラールの表情が不意に歪む。そしてそれと同時にファラが噛み付いた場所から皮膚が紫色に変色し始めたのだ。

「て、提督!」

状況が理解できず部下たちは狼狽える。

「き、貴様・・・毒を、仕込んだのか!ふざけ・・・やがって!貴様も殺してやる!」

殺されるならばもろとも―――ハウラールは自分の手に噛み付いているファラを投げ飛ばすと即座に馬乗りになり、その細いクビを両手で締め上げた。



(2/17~2/23 twitterにて掲載)

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バドゥル達がファラ達人質の娘達を探している一方、ファラ達に危機が迫っておりました。どうやら一人でもサンプルを提供すればハウラール達の『任務』は全うされるらしく、一番耐久性?がありそうな年長のファラが連れて行かれそうになっております。しかしファラがハウラールに噛み付いた途端ハウラールの皮膚は紫色に・・・いわゆるチアノーゼのような状態でしょうか、そんな症状が現れてしまいました。
果たしてこの現象、ファラだけのものなのか、それともラグナラの民全体のものなのか・・・実はハウラールが以来を受けたゲノム解析もこの現象と繋がっております。この戦闘が一段落したら追々種明かしの話に持ってゆきますが、何せtwitter小説、説明だけでどんだけかかるんだろww
よろしかったら気長にお付き合い願えたらな~と思います(^_^;)
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