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「VOCALOID小説」
réincarnation

BABYDOLL~réincarnationおまけ(前編・★)

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 武道館で行われた『咲音メイコ復活コンサートファイナル』を堪能した北堀一家4人と研究開発用ボーカロイド達6人、計10人は咲音のマスターで事務所社長である福澤が用意してくれたホテルへチェック・インした。
 家族用にツイン5部屋を用意された北堀はさすがに慌てたが、福澤いわく『MEIKOV3完成と咲音メイコ復活のお祝いだし、10人まとめて泊まれるような場所だと余計に高くつくから』とのことで、北堀は半ば強引に納得させられた形になった。尤も咲音の特別カスタマイズを『研究のためだから』とほぼ無料で引き受けていることに比べると、ツイン5部屋の宿泊代はかなり安く済んでいるのだが・・・・・・。
 そんなやりとりがあった後、北堀夫婦と娘たち、ボーカロイド達はリンとレン、ミクとルカ、そしてカイトとメイコに別れてそれぞれ部屋に入室したのである。

「うわっ、きれいな夜景!」

 コンサートの興奮もそのままにメイコとカイトは用意された部屋に入った。かなりの高層階で眼下には煌めく夜景が広がっていた。カイトは手荷物を置くことさえ忘れ、窓から見える美しい夜景に見入ってしまう。そんなカイトの背中を眺めつつ、メイコはベッドに腰掛けた。

「それにしても最高だったよね、今日のコンサート!やっぱり『新しい声』は聴きやすいっていうか、なんか違うな~って」

 ほんの少しアルコールが入っている所為か、いつにも増して饒舌なメイコはひたすらカイトに語りかける。

「それと特筆すべきはコンサート中に『KAITO』達がトラブルを起こさなかったことだよね。実はちょっと心配していたんだけど」

 そんなメイコの言葉にカイトは振り向きながら答える。

「うん、やっぱりこれがマスター達ラボの研究員の努力の賜物なんじゃないかな。マスターも今日自分自身の目で確認してホッとしていたみたいだし・・・・・・ところでめーちゃん、それって一体何なの?」」

 カイトはメイコの右手の傍にある小さな手提げの紙袋を指さした。

「さっき楽屋に挨拶に行った時、咲音さんから女の子だけ何か貰っていたみたいだけど」

 カイトが疑問に思うのも当然である。コンサートが終わり、楽屋に咲音を訪ねに行った際北堀の妻と娘達、そしてボーカロイド4姉妹に渡された小さな紙袋―――――男性陣の目を避けるようにこそこそと渡されていたそれは一体何なのだろうか。不思議そうに尋ねるカイトにメイコは事も無げにあっさりと答えを告げた。

「ん?ああこれね。咲音さんがモデルの専属契約している女性用ランジェリー・ブランドの新作なんだって。特に妹達に渡されたティーンエイジャー用のは今度新たにシリーズを立ち上げる、まだ未発表のものだからあまりおおっぴらにはしないでって」

 酔いが残っている桜色の頬を綻ばせながら、メイコは紙袋を開き始める。

「言ってみればモニターかな?咲音ちゃんがS型にカスタマイズされちゃったから、元来のMEIKOスタイルの服が合わなくなっちゃったらしくって。で、M型用に合わせたランジェリーの感想を後でメールで送ることになっているんだけど・・・・・・って!!」

 包みを開けた瞬間、メイコの顔が真っ赤になる。それは明らかに酒の酔いによるものでは無かった。メイコの慌てふためくその反応に、カイトも思わず近寄り袋の中を覗きこもうとするが、メイコは慌てて取り出したものを紙袋の中に戻し、腹に抱え込むようにそれを隠す。

「ダメダメダメ!これ、絶対に見ちゃダメってばっ!」

 何故か耳まで真っ赤にして咲音からのプレゼントを隠すメイコ――――――明らかに羞恥によるものだと理解したカイトは途端に攻勢に転じた。

「何それ。そう言われたら余計気になるじゃん」

 カイトはメイコの脇腹をくすぐる。そのくすぐったさに力を緩めた瞬間、カイトによって紙袋は取り上げられ、その中身が露わになる。

「へぇ・・・・・・これ、ベビードールって奴?」

 カイトが手にしたそれは、真紅のベビードールだった。縁は黒のレースで彩られ、本来の『MEIKOカラー』を取り入れたそれは、色味こそ大胆であったが、ベビードールとしてそれほど過激なデザインではない。

「色はかなり派手目だけどフワフワした感じで可愛いんじゃないかな。丈もそれほど短いようには思えないし・・・・・・太腿の真ん中くらいまではあるのかな?これならめーちゃんに似合うと思うよ」

 できるだけメイコを刺激しないよう、努めて冷静に感想を述べたカイトだったが、その冷静さが余計にメイコの羞恥を煽ってしまったらしい。それこそカイトが手にしたベビードールよりも真っ赤に顔を染めながら、まるで小動物のように上目遣いでカイトを見つめる。

「で、でも普段そんな可愛いの着ないし・・・・・・恥ずかしい」

 その瞬間、カイトの中で何かが弾けた。普段は研究のアシストや弟妹達の世話でむしろ『男前』という形容詞が馴染みすぎているメイコの女性らしい恥じらい――――――これをやり過ごせるほどカイトは清廉でもないし忍耐強くもない。

「だったらさ・・・・・・今着ちゃえば?」

 明らかに欲望の滲んだ掠れた声でカイトはメイコに迫る。その敏感な変化にボーカロイドの耳が気付かぬはずもなく、メイコは思わず目を丸くする。

「はぁ?あんた、何寝言を言って・・・・・・」

「だってリンやレンがいる時にこれは着れないでしょ?かといって咲音さんに対していい加減な感想を送るわけにもいかないし・・・・・・着るなら今でしょ♪」

 少し前の流行語をもじりつつ、意味深な笑みを浮かべたカイトがメイコに迫る。その圧迫感にメイコは思わず尻で後退り、カイトを睨みつける。

「・・・・・・ずるい。逃げ道を断って脅迫するなんて卑怯よ」

「それ、褒め言葉?俺は親切にめーちゃんにとって最善の選択を示してあげているだけだよ。多少の下心はあるけど」

「多少、じゃないでしょ!」

 最後の悪あがきとばかりに形ばかりの抵抗を見せるメイコだが、その紅茶色の瞳は無自覚の期待に潤んでいた。それを確信したカイトはメイコの瞳を真剣な眼差しで覗き込み、さらに駄目押しの一言を発する。

「ね、シャワーの後でこれ、着てきてよ。たまにはこういう格好をしたなデレめーちゃんも見てみたいな。ちょっとでいいから」

 欲情の熱を帯びたカイトの声に、逃げられないと観念したのかメイコは小さく頷いた。



 先にシャワーを使ったカイトがボクサーパンツ一枚で待っていると、咲音から貰ったベビードールを身につけたメイコがバスルームから出てきた。真紅のベビードールはデザインはそれほど大胆なものではなかったが、思ったより透け感があり、うっすらと臍や腰、下に着ているものまで透けて見えてしまっている。それ故か、メイコは腕で胸のあたりを隠してしまっていて、本来透けて見える筈の乳房や乳首はカイトの目から遮断されていた。

「ねぇ、やぱりこれ・・・・・・」

 顔を真赤にしながらなかなか近づいてこようとしないメイコに、カイトはおいでと手招きをする。

「いいじゃん、見ているのは俺だけなんだからさ・・・・・・勿論こんな色っぽい姿、俺以外には誰にも見せるつもりはないけど」

 そう言いながら恐る恐る近寄ってきたメイコを自分の膝の上に座らせ、早速ベビードールに包まれた柔らかな肢体を撫で回し始めた。

「生地はジョーゼット?柔らかくて手触りは良いよね」

 洗いたての髪に顔を埋め、抱え込んだ腹部から腰にかけて手を這わせながらカイトが感想を述べる。そしてさり気なくメイコの腕を胸の前から外し、全体を露わにした。メイコの肩越しに見える胸は案の定透けていて、ボリュームのある乳房とツンと尖った乳首がベビードールを押し上げている。

「めーちゃん、着心地はどう?」

 ふるふると震える乳房に手を伸ばしたい衝動と闘いつつ、カイトはメイコにベビードールの着心地を尋ねた。まずは『本来の目的』を済ませなければ真面目なメイコはその気になってくれないからだ。

「ん~軽くて着心地は悪くないんだけど・・・・・・やっぱり透けすぎかな。恥ずかしいよ、これ」

 やはり恥ずかしさが先に立つのだろう、俯きながらメイコは口籠る。

「そうかなぁ。すっごく可愛いと思うけど。身につける方としてはもう少し透け感がない方がいいってことかな?じゃあ咲音さんへ送る感想はこんな感じでいいよね」

 カイトはメイコ髪から顔を上げると、少し前かがみになって紅潮しているメイコの頬にキスをした。

「俺的にはこれくらいの透け具合はタマラナイんだけど。まじエロ可愛い。しかもこんな恥ずかしがるめーちゃんが見れるなんてご褒美以外の何物でもないし」

「ばか」

 唇を尖らせ、カイトの方に首を捻ったメイコの唇をカイトが瞬時に奪う。それと同時にメイコの腹や腰を撫でていた手が上へ移動し、ボリュームのある乳房を持ち上げるように押し包んだ。

「胸のサイズもピッタリみたいだね。市販品だと窮屈そうだったりすることもあるのに」

「た、確かに・・・・・ね」

 少し昂ってきているのか、メイコの息が上がってきている。そのタイミングでカイトは薄い布越しにはっきりと主張している勃っている乳首を親指で軽く撫で上げた。

「あんっ!」

 決して強い愛撫ではないがメイコはカイトの指に敏感に反応し、頤を仰け反らせる。その反応に気を良くしたカイトはさらに固く凝った頂を指で嬲りつつメイコの耳許に唇を寄せた。

「やらしいなぁ、めーちゃんは。布越しに悪戯されているのに乳首こんなにビンビンに勃たせちゃって」

、カイトはメイコの耳朶に舌を這わせながら言葉でもメイコを嬲ってゆく。そしてそれ合わせて乳首への愛撫も摘んだり転がしたりと執拗になっていった。そのねちっこさに耐え切れず、メイコは心にもない憎まれ口を叩いてしまう。

「意地悪っ!バカイトのくせに・・・・・・ひゃうん!」

 だがカイトのほうが一枚上手だった。メイコの一番の弱点でもある耳朶をちゅるり、としゃぶられメイコはあられもない嬌声を上げてしまう。

「あんまり憎まれ口を叩くと俺、何するか解らないよ。めちゃくちゃに弄ばれたいんならそれでもいいけど」

 上ずった声で囁きつつ、カイトはベビードールの肩紐をずらしメイコの豊満な双丘をさらけ出した。カイトは左手ではち切れんばかりの乳房を揉みしだきつつ、その頂で痛みを覚えるほど凝った乳首をこりこりと嬲り続ける。

「うん、布越しも悪くないけど俺はこっちの肌触りのほうが好きだな」

 直に感じるカイトの愛撫にメイコは逃げ場もなく身悶える。

「ち、ちょっと、これじゃあベビードールの感想・・・・・・」

「それならさっきので大丈夫でしょう?可愛くて着心地もよくってベビードール越しにおっぱい触っても感度が鈍ることはないって」

「もう、信じられない!そんなの感想じゃ・・・・・!」

 情事に没頭し始めるカイトに文句を言おうとしたその刹那、不意に乳首をきゅっ、と摘まれメイコは声にならない声を上げてしまう。

「もう、本当に可愛い反応するんだから・・・・・・ますます虐めたくなるなるよ?」

 カイトはにやりと笑いながら、辛うじて太腿を隠しているベビードールの裾をまくり上げた。

「へぇ、ショーツもお揃いなんだ」

「ば、ばかっ!そんなにまじまじ見ないでよ!」

 肩越しにショーツを覗きこむカイトの行為に慌てたメイコは、慌ててベビードールの裾を下げようとするが、その両手首はカイトの右手によって掴まれてしまい動きを封じられる。

「そんな風に言われちゃうと余計に見たくなるんだよねぇ」

 そして膝を閉じようとするメイコの足の間に自分の膝を割りこませると、乳首を弄んでいた左手を離しメイコの左脚を腿の下から掬い上げた。するとベビードールがへそ辺りまでめくれ上がり、さらにショーツが露わになる。ベビードールと同色のショーツの中央は既にメイコの淫蜜で染みができ始めており、カイトは満足気な笑みを浮かべた。

「ふぅん・・・・・・この色だと濡れているのが一発で判っちゃうね」

「ちょっ、見ちゃやだ!」

 メイコは脚をばたつかせ、カイトの腕から逃れようとするが、カイトはそれを許さずさらにがっちりと左脚を抱え込む。

「だ~め、ここからが本番じゃん」

 カイトはそう言いながらメイコの両手首を解放すると、今まで両手首を掴んでいた右手をメイコの脚の間に伸ばし、ショーツの色の変わった部分を撫で上げた。

「あんっ」

 顔を真赤に染めながら、身体をぴくん、と跳ね上げる。そんなメイコの反応に満足気に頷きながらカイトは何度もショーツの上からメイコの敏感な部分をなぞり続ける。

「折角プレゼントされた可愛いショーツをもうこんなにしちゃって・・・・・・本当にめーちゃんって感度良すぎ」

「ばかぁ」

 カイトの指が往復する度淫らな染みはますます大きくなり、ショーツの上からでも敏感な花芽がぷっくりと膨らんでいるのが判る。いつの間にかメイコはさらなる快楽を求めるように腰を揺すり始めたが、カイトはわざと素知らぬふうにそれまでと同じように指を往復させる。そんな風にメイコを焦らしつつ、カイトは隠しきれぬ欲望に掠れた声で囁いた。

「ねぇ、これじゃあめーちゃんだって物足りないでしょ?そろそろベットに寝転がろうか?」

 甘い悪魔の囁きに、メイコは快楽に溺れたままただ闇雲に頷いた。




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こちらはボカロ小説『réincarnation』最終話直後の研究開発用カイト&メイコのいちゃこら話になります(*´艸`*)
これはあくまでも『おまけ』ですので、あくまでも本編を読んでいただいていることを前提として書いております。なのでこの話単独で読まれるとストーリー的には『?』的なことになると思いますが、別にオカズ用でしたら大丈夫ですよね~(おいっ)
なのでこのままでノープロブレムな方はそのまま後編へ、もし登場人物等の関係が判らずもやもやするといった場合には後ほど本編をお読みいただくことをオススメします♪

では後ほどUPいたします後編も宜しかったらお読み下さいませ~♡(エロ度は増しております( ̄ー ̄)ニヤリ)
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