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「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の五十・富士塚

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あと2週間もすると富士山の山開きですが(今年は山梨県側(吉田口)7/1(火)~9/14(日)静岡県側(富士宮口・須走口)7/10(木)-9/10(水)らしいです)旧暦で過ごしていた江戸時代の富士山山開きは6月1日だったそうです。

特に浅間信仰(木之花咲耶姫を祀った浅間神社に対する信仰・富士山がご神体)が盛んだった江戸時代、各地で富士講なる結社が組織されるほと富士山への熱い思いが滾っていたとか(^_^;)毎年6月1日になると菅笠を被り、白木綿の行衣に手甲脚絆をまとった上に数珠をたすき掛けにした富士講の集団が山頂へと向かっていったそうです。

ただ当時の富士山は女人禁制、いくら富士山への篤い信仰があっても富士山に登ることは出来なかっのです。更に富士講に属していてもまともな職に付いている人間だと毎年行けるものでもない・・・ということで作られたのが『富士塚』です。
これが最初に作られたのは江戸時代中期、富士講身禄派の祖・食行身禄の弟子だった植木職人・藤四郎によってでした。師匠への追慕を込めて高田水稲荷の境内に高さ5mの富士塚を作ったのが始まりだったとか。
これを皮切りに江戸各所に富士・浅間神社を勧請した社が建てられ、一緒に富士塚も建てられたそうです。そしてこちらのミニ富士山でも6月1日は参拝客で大賑わいだったとかww山開きの祭祀だけならいざしらず、ちゃっかりで店まであったそうです。ちなみに売られていたのは境内では富士参り名物である五色の網袋、魔除けの麦藁蛇、門前では冷水や枇杷葉湯とのこと。
また、この富士参りの時、子供は洗った髪を結わずに出かけるという風習があったそうです。本物の富士山と違い、女子供でも登ることが出来る富士山、それだけに多く作られたんでしょうかねぇ・・・しかし険しさも妙にリアルに作られているので登るのは大変そう←以前TVで放映されていた。ズボン&スニーカーでもかなり登るのは大変そう。
というのも現代でも40余りの富士塚が残っているんですよ。台東区の浅草富士や下谷富士、文京区の駒込不二家練馬区の江古田富士では盛大なお祭りが行われるとのこと。営巣ではなく、一度実物を見てみたいものです♪

次回おぼえ書き更新は6/24、富士詣よりももうちょっと砕けた・・・というより半分物見遊山的な大山詣でを取り上げたいと思います(*^_^*)



【参考・引用文献】
日本人なら知っておきたい 江戸の暮らしの春夏秋冬 (KAWADE夢文庫)



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u様、あるんですよ~富士塚(@@;) 

uさんこんばんは(*^_^*)ガラケーからのコメントありがとうございます♪打ち込み、大変だったでしょう(>_<)ご苦労さまです☆

そうなんですよ~富士塚!結構台東区に残っているらしくて。やっぱり土地の方々の信仰が深かったんでしょうかねぇ(*^_^*)
そして驚かれたようですが、あれ昔はちゃんと登っていたんです。現代は安全の観点から登頂禁止のところが多いはずですが(年月が結構経っているので崩れやすくなっているとのこと)、昔はきちんと登って富士登山の気分を味わっていたようです。なので結構岩がゴツゴツして登りにくい富士塚が多いはず・・・(そんなところもリアルに作ってしまう日本人のこだわり振り^^;)

おお~何と来週か再来週に富士塚の山開きに遭遇するですと!!!羨まし~(^q^)
世界遺産登録の熱気が残っている今年もきっと盛り上がると思われます。ご予定が合えば是非是非覗きに行ってみてくださいませ♡
(今年じゃなくてもいいので、一度は行ってみる価値があると思います。三社ほどの派手さはありませんが、江戸時代からの、しかも江戸特有の素朴な信仰ですので←東京以外で富士塚、ってあまり聞かない)

原稿の方、かなり大変みたいですけどラストスパート頑張って下さいませね♪陰ながら応援しておりますヽ(=´▽`=)ノ


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