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「紅柊(R-15~大人向け)」
乙未・秋冬の章

禁断の寒仕込み・其の貳~天保六年十二月の戯れ(★)

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「っ、ああ・・・・・・ああんっ、あついっ!あついのぉ!」

媚薬を塗られた菊座を襲うむず痒い熱さに悶えながら、久奈はしとどに濡れた花弁をお涼の秘所に擦りつける。いわゆる『貝合わせ』だが、お涼の上に跨がり必死に腰を振る久奈とは対照的にお涼は全く動こうとはせず、久奈の痴態を下から見上げるだけだった。

「おやおや。そんなに効くのかい、その塗り薬は。まるで盛りのついた雌猫みたいに腰を振りまくって」

 お涼は意地悪く久奈の嬌態を指摘しつつもそっと抱き寄せ、快楽に紅く染まった耳朶に舌を挿しこんだ。

「ああっ、んぁっ」

 お涼の舌が久奈の耳朶を擽るたびに、半開きになった唇から甘ったるい声が漏れる。だが、それだけでは菊座に塗られた塗り薬の刺激は収まらない。
 更に濃厚な愛撫が欲しいと久奈は固く凝った乳首をお涼の豊満な乳房に擦りつけ、ぐっしょりと濡れた花弁をお涼の花弁に押し付ける。だが、男の身体と違い、どこまでも柔らかくしなやかなお涼の身体は、ただ徒に久奈の淫欲を煽るだけで鎮めはしてくれなかった。

「切ないねぇ、お久奈ちゃん。本当だったら瀬田様の強張ったお宝で、どろどろに蕩けきった女穴をぐさりと貫いて欲しいところなんだろ?」

 耳朶から唇を離したお涼が更に久奈を追い詰め、久奈は獣のような嬌声を上げながらお涼にすがりつく。その刹那、素月園が久奈の尻を強く叩いた。

「ほら、もっと腰を上げろ!自分の快楽ばかり貪ってちゃあ瀬田様を満足させられねぇぞ」

 素月園は強引に久奈の腰をお涼から引き剥がすと、淫靡な塗り薬をたっぷりと塗って滑りを良くした張形を久奈の菊座にねじ込んだ。その瞬間、先ほどとは比べ物にならないほど激しい熱さとむず痒さ、そして菊座をこね回される快感が久奈を襲う。

「ひゃあっ!あついぃぃ!かんにんしてぇ!」

 耐え切れない淫らな痒みに翻弄されつつ、久奈は菊座に張形を咥え込んだまま再びお涼に花弁を擦りつけた。久奈の淫蜜はお涼の花蜜と交わり、艶かしい濡音を立て始める。その音が高鳴るに連れ、更に濃厚な女の匂いが部屋に漂い始めた。

「ほら、お久奈ちゃん、もっと腰を振っていいんだよ。とことん淫らな姿をわっちらに見せておくれ」

 お涼は自らも久奈の花弁に自分の花弁を擦りつけながら久奈を煽る。そして煽られるまま久奈はお涼の上で淫らに蠢き続けた。
 娼妓でさえ眉をひそめるその痴態からは、女掏摸だった頃の気高さは微塵も感じられない。次から次へと仕掛けられていく淫靡な訓練にただひたすら溺れる、淫らな雌がいるだけだった。

「なるほど。それほどたっぷり塗る必要もねぇ、ってことか。いや、塗り方如何によっては調整ができるかな」

 そう呟きながら素月園は久奈の身体に挿し込まれている張形から手を離す。そして新しい筆先に小壺の塗り薬をほんの少しだけ含ませた。

「お涼、今度はおめぇでこいつを試してみてぇから、ちょいと久奈を下ろしてくれ」

「・・・・・・だってさ。お久奈ちゃん、ちょっと待ってておくれ。すぐに可愛がってあげるからさ」

 お涼は自分にすがりつく久奈を横に下ろし、上体を起こす。すると久奈は耐え切れないのか四つん這いの姿で自分の花芽と張形がねじ込まれた菊座を弄び始めた。

「本当にお師匠様は無体をするんですから。お久奈ちゃん、自分でおっ始めちゃったじゃないですか」

 若さに弾ける尻を高く掲げ自らを慰める久奈を恨めしそうに見つめながら、お涼は唇を尖らせる。だが、素月園はまぁまぁとお涼を宥めつつ、その両足を大きく開かせた。

「なぁに、『躾け』にゃあれくらいで充分だろ。あまり甘やかすと瀬田様を満足させられねぇ」

 意味深な含み笑いを浮かべると、素月園はお涼の脚の間に手を伸ばす。そして花弁を左手で押し広げ敏感な花芽を剥き上げると、そのぷっくりと膨らんだ紅粒を筆先でそろり、と撫で上げた。その瞬間、お涼の身体がブルリ、と快楽に震える。

「なるほど、これはなかなかキツイですねぇ。お久奈ちゃんが悶えるのも尤もですよ」

 久奈に比べたらほんの僅かな量の媚薬だが、それだけでもかなりの効果があった。じんじんと熱く痺れる花芽を素月園の身体に押し付けつつ、お涼は素月園の首筋に抱きつく。そして素月園の手を自らの乳房に導きながら淫らに腰を動かし始めた。

「まったく、俺をを張形代わりにしか思ってねぇだろう、このアマが」

 素月園は淫らに絡んでくるお涼を乱暴に引き剥がすと、自らを慰め続けている久奈の後ろに転がした。

「お涼、おめぇはこいつで久奈をかわいがってやれ」

 素月園はお涼に太めの張形を渡しながら、久奈を更に辱めるよう告げる。

「だけど今日は菊座だけだ。瀬田様が『もう少し菊座がこなれている方が良い』とこの前言っていたから、今日からほぐしておかないといけねぇ」

 素月園の指示に、お涼も含みを持った笑みを浮かべた。

「ふふっ、瀬田様もすっかり後ろの味を覚えてしまったんですねぇ。確かにお久奈ちゃんには素質がありますけど・・・・・・本当に淫らでかわいいったらありゃしない」

 淫蕩な笑みを浮かべつつ、お涼は久奈の菊座に挿れられていた細めの張形を一気に引き抜く。

「あひっ!で、でちゃうっ!」

 張形が抜かれた瞬間、腸まで引き抜かれるようなぞわりとする感触が襲い、久奈は悲鳴を上げる。しかしその悲鳴が消える前に素早く更に太い張形が一気に久奈の菊座に侵入してきた。

「はふっ、お、おねぇさまぁぁ!」

 太い張形には媚薬は塗られていない。だが男の逸物とほぼ同じ太さの張形は、未だ体内に残っている媚薬と相まって久奈を快楽に溺れさせるのに充分だった。切なげに目をうるませた久奈は、振り向きざまに背後にいるお涼に快楽を訴える。

「艶っぽい声をあげちゃって。だけどね、ここをじっくりほぐして欲しいっていうのが瀬田様の注文なんだよ」

 高く掲げられた久奈の尻を背後から嬲りつつ、お涼が甘い声で囁く。その声に頷きながら久奈の腰は更に激しく動き始めた。菊座は太い張形を咥え込んだまま淫らに蠢き、触れられてもいない蜜壺からは淫蜜がはしたなく流れだし、太腿から膝近くまで濡れ光っている。お涼は張形で久奈を責めつつ、白く張りのある尻に唇を這わせた。

「ほら、お涼。お久奈ちゃんを可愛がってばかりいねぇで、おめぇも腰を上げろ」

 女二人だけで夢中になるのが少し不満なのか、素月園は少々乱暴にお涼を腰を抱えると、前戯もなく一気にお涼の蜜壺を貫いた。

「あうっ!お、お師匠様ぁ、いきなりなんてぇ!」

 背後から素月園に貫かれたお涼は文句を言うが、その口調は甘く、そして素月園の逸物を咥えこんでいる蜜壺はすっかり蕩けている。淫らに逸物に絡みついてくる蜜壺の感触に満足を覚えながら、素月園はお涼の背中に身体を密着させ、耳許で囁く。

「その割にはすんなり入ったぜ。塗り薬のせいでだいぶ濡れているしな」

 そして次の瞬間、激しく腰を動かし始めた。その振動はお涼を通じて久奈を貫いている張形にも伝わってくる。淫らな連なりは互いを昂らせ、特に久奈とお涼は艶かしい嬌声が止まらなくなってきた。その声を聞きつつ、素月園はそろそろ二人の絶頂が近いことを確信する。

「ほら、お涼!このままお久奈ちゃんと一緒にイッちまいな!」

 素月園が叫び、更に激しく腰を前に突き出したその瞬間、久奈とお涼は同時に激しい嬌声を上げ、同時に気を遣ってしまった。



 荒い息づかいが淫靡な空気が漂う部屋に響く。一人の男と二人の女は折り重なるようにして布団の上に転がり、息を整えていた。

「お久奈ちゃんは・・・・・・すっかりお尻だけでイケるようになっちまったねぇ」

 ぐったりと身体を投げ出している久奈の菊座から張形を抜きつつ、お涼が語りかける。

「これだけ仕上げれば瀬田様も文句はないと思うけど・・・・・・年明けまではわっちらが愉しませてもらうからね」

 久奈の白い背中をいとおしげに撫でつつ、お涼は囁く。

「おねえさま・・・・・・」

 その声には明らかな欲情が含まれていた。素月園に塗られた媚薬の効果がまだ残っているのだろうか。それともまったく触れられることが無かった蜜壺が疼くのだろうか。久奈が物欲しげな潤んだ瞳でお涼を見つめるが、それに待ったをかけたのが素月園だった。

「おい、二人とも。やるんだったら後ろだけだからな」

 そんな素月園の言葉に、お涼は『解ってますよ』と苦笑いを浮かべる。

「前は明日のお楽しみ、って言うんでしょ?そりゃあ焦らしに焦らした方がお久奈ちゃんの感じ方も格段に違いますしねぇ」

 お涼の指摘に久奈は顔を真赤にして俯いてしまう。

「何も恥ずかしかることなんか無いさ。お久奈ちゃんは既に瀬田様のもの・・・・・・淫らな生き人形なんだからさ」

 素月園も久奈に近づき尻の割れ目をなぞった。

「あふんっ」

 快楽に貪欲な若い身体はごく僅かな刺激にも敏感に反応する。まるで筆先のような軽い撫で方にも久奈は反応し、色っぽい声を上げて二人を誘う。

「だから明日のために前はお預け。明日瀬田様にしっぽりかわいがってもらうといい。俺達もその場に立ち会うだろうけど」

 素月園の言葉も熱を帯びる。そして再び淫らな宴が始まった。



 翌日、瀬田が素月園の家にやってきたのは昼ハツ過ぎになってからだった。

「今日はお勤めですか?お忙しいところご足労、痛み入ります」

 出向かえに玄関まで出てきた素月園が瀬田に労いの声をかける。

「ああ。ちょいと厄介な仕事というか・・・・・・俺達同心の仇が深川に出入りしているって話があって交代で見張っているんだが、本命がなかなか見つからねぇんだ」

「本命は、といいますと・・・・・・そうじゃない者も?」

 何気なく尋ねてしまってから素月園ははっとする。町奉行所の調査は極秘のものが多い。だが瀬田は気にする素振りさえ見せずしゃべりだした。

「ああ、その仇とつるんでいるお旗本はしょっちゅう見かけるんだが、俺達じゃ手は出せねぇ。まったく昼日中から深川に入り浸っているなんざいいご身分だ。小普請か何かなんだろうよ」

「お旗本、ですか・・・・・・」

 旗本、の一言を聞いて素月園の顔が急に曇る。

「どうした?」

 その表情の変化にただならぬものを感じた瀬田は声を潜めて素月園に尋ねると、『ちょっと前のことなんですが』と前置きして語り始めた。

「いえね。お涼が手伝いに行っている茶屋に一度だけお久奈ちゃんを手伝いに行かせたんですが、その際ろくでもねぇ武左公に絡まれたらしいんですよ・・・・・・深川は粋な街だけに町人か、武家でも遊びを知っている人が殆どで、配膳の仲居にまでちょっかいを出す無粋な野郎なんてそう滅多にいないものですから」

 その話に瀬田の目が一瞬光る。

「そうか。だったら後で女達にその話を聞くか。だがその前に・・・・・・」

「承知しております。女達の『化粧』も出来ておりますのでどうぞお上がりくださいませ」

 自分も、そして久奈達も欲望を吐き出してから出ないと冷静な話はできないだろう。瀬田は素月園に促されるまま家の奥へと入っていった。



UP DATE 2014.12.10

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すっかり女掏摸だったころの牙が抜け、矢場女だったころの醒めた感じも無くなってしまった久奈です・・・素月園とお涼にかかったらどんなおなごも淫らになってしまうんでしょう(-_-;)
しかもお涼に至ってはこれで食っているようですのでそこそこ需要はあるのかもしれません。飢饉で不景気なのに・・・実際『お固い』職業であるはずの町奉行同心が仕込みを依頼してるくらいですから(^_^;)

そんな仕込みの最中、瀬田がようやく素月園の許へやって来ました。果たしてどんな狂宴が繰り広げられるのか・・・次回をお待ちくださいませ(〃∇〃)
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