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「紅柊(R-15~大人向け)」
乙未・秋冬の章

禁断の寒仕込み・其の参~天保六年十二月の戯れ(★)

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 煤払いの翌日というものは、得てして気怠い空気が流れているものである。向島でも例外ではなく、昨日の疲れもあってか外を出歩く者もまばらだ。
 そんな中、素月園の家の中だけは一種異様な熱気に満たされていた。素月園自らの案内によって座敷の奥へ案内された瀬田だったが、その光景に一瞬目を見張り、すぐに下卑た笑みを浮かべる。

「なるほど。これはかなり入念な『化粧』だな」

 四隅に大きな火鉢を備えた部屋の中央には、おっこち絞りの浴衣をしとげなく身に纏ったお涼と、素肌に縄化粧を施された久奈がいた。
 寒くないよう肩からお涼と同じ柄の浴衣を羽織らせてもらっている久奈だが、縄で括りだされた乳房はさすがに寒いらしく鳥肌が立っている。そして腰から下にも丹前が掛けられているが、どこか様子がおかしい。瀬田を見つめる目の淵が桜色に染まり、もじもじと腰を動かしているのだ。その動き方もどことなくぎこちない。

「おい、素月園。縄の他に何か『下準備』でもしているのか?」

 久奈に近づきつつ瀬田は素月園に尋ねる。

「ええ。前回の瀬田様の注文を受けて少々・・・・・・お涼、瀬田様に見せて差し上げろ」

「はい、お師匠様」

 妖艶な笑みを浮かべると、お涼は久奈の腰に掛けてあった丹前を取り払う。すると亀甲に縛られた腹から下腹部、そして脚の間にまで荒縄が掛けられていて久奈の花弁に食い込んでいた。それだけではない。お涼が久奈をうつ伏せにすると、菊座には張形が挿し込まれており、抜け落ちないように縄がかけられているではないか。

「なるほど。まだ凶悪なものを仕込んだな。こんな恥ずかしい姿に縛られて、どれくらい俺を待っていたんだ、お久奈?」

 瀬田は久奈の尻に刺さった張形を指で弾きながら尋ねる。すると久奈は小さな嬌声を上げ、催促するように腰を振った。

「大方半刻ほどですかねぇ。瀬田様の縛りが忘れられない、って以前言っていたので」

 久奈の代わりに瀬田の問いかけに答えたのはお涼である。お涼は淫蕩な流し目を瀬田に向けつつ、久奈の花弁に食い込んでいる縄を少し引っ張った。その瞬間、久奈の身体がぴくり、と跳ね上がる。

「ああんっ、おねぇさまぁ!こ、擦れちゃうっ!!」

 白く丸い尻を揺らめかせながら、久奈は快感を訴える。その姿は場末の夜鷹よりも淫猥で、他の三人の欲情を煽り立てた。

「この通り、お久奈ちゃんはすっかり出来上がっております。勿論ご注文の菊座の方も」

 久奈の尻を凝視している瀬田に、素月園が掠れた声で語りかける。

「日頃の仕込みでだいぶこなれていはいますが、何せ瀬田様の逸物は並以上ですのでねぇ。この張形だって瀬田様の逸物と殆ど同じくらいのものにしてありますよ」

 瀬田の羽織を受け取りつつ素月園は『仕込み』の説明をするが、瀬田は素月園の説明以外の事に気がついた。

「おい、この張形・・・・・・ただ挿れてあるだけじゃ無さそうだな」

 単純に張形を挿れてあるだけにしては、久奈が昂りすぎている。瀬田は菊座から一寸ほど顔を覗かせている張形の端を指で摘むと、ずるり、と久奈の菊座から半分ほど引っ張りだした。

「あふんっ」

 抜かれる刺激が強かったのか久奈は、鼻にかかった甘ったるい声を上げる。そして引っ張りだされた張形を見て、瀬田がしてやったりの表情を浮かべた。

「やっぱりな。ずいきも巻きつけてあるじゃねぇか」

 張形に巻きつけられていたのは肥後ずいきであった。ただでさえ太い張形に瘤を付けるように巻きつけられたずいきは、久奈の菊座の奥を抉るのだろう。

「それはわっちの趣味でございます、瀬田様」

 久奈の花弁に食い込んだ荒縄を弄びながらお涼が告げる。

「お久奈ちゃんもそれがお気に入りでね。出し入れをしてあげると可愛い声で啼くんですよ」

 その言葉に加虐心をくすぐられたのか、お涼が勧めるまま瀬田は手にした張形を動かし始めた。すると久奈は愛らしく、淫らな声を上げながら尻を戦後左右に振り始める。

「どうやらそれは正しいようだな。ちょっと動かしただけでこっちもだらしなく濡らしやがって」

 ずいきを巻きつけた張形は、菊座に喰いしめられて滑らかな出し入れは難しい。それだけに瘤が引っかかる度、久奈は甲高い声を上げてしまうのだ。だが、それだけでは物足りなくなった瀬田は一旦張形から手を離すと、荒縄を食い込ませた久奈の花弁の縁をそっと撫で上げる。そして荒縄に押しつぶされた花芽をその圧迫から開放した瞬間、剥き出しになって真っ赤に充血している花芽を強く抓った。

「ひぃっ!」

 激しい痛みとそれに勝る快楽が、花芽から脳天に突き抜け久奈を翻弄する。だが瀬田は拷問とも思える責めを止めようとはせず、更に久奈の花芽を指で弾いた。

「痛いか、久奈?だけどこっちの穴は男を欲しがってひく付いているぞ。ほら」

 瀬田は指摘するや否や中指と人差し指を揃えて久奈の蜜壺に強引に突きこむ。普通なら苦痛しか感じない乱暴な行為だ。しかし久奈は瀬田の指をすんなり呑み込み、きゅうきゅうと締め付けてきたではないか。それどころか更に刺激が欲しいと瀬田に訴える。

「せ、瀬田様ぁ、お情けを・・・・・・・もっと、激しくぅ・・・・・・ああんっ!」

 瀬田の指が蜜壺の中で縦横無尽に暴れまくり、瀬田に代わって菊座に挿し込まれた張形を動かし始めたお涼の手管に久奈は嬌声を上げる。この貪欲さはまるで飢えた獣だ――――――そう瀬田が感じた瞬間、褌姿になった素月園が瀬田に囁いた。

「瀬田様。お久奈ちゃんは今日のためにこの十日間ほど前の穴はお預けを食らっているんですよ」

 仰け反る久奈の背中のくぼみに指を這わせつつ、素月園は更に続ける。

「ずいきやいかがわしい媚薬を散々使われながら、一番欲しいものは与えられられておりません。だからこそこんなに瀬田様を欲しているんですよ。そしてここからが『仕込み』で一番重要なところ・・・・・・・瀬田様に最後の仕上げをしていただくことになります」

 素月園は卑猥な笑いを浮かべつつ、久奈の尻を撫でた。そして瀬田も素月園の言葉の真意を汲み取り、負けず劣らず淫猥な笑みを口の端に浮かべた。

「なるほど、俺の逸物で刻印をする、って訳か。で、最初は前と後ろ、どっちだ?」

「やはりお久奈ちゃんにとって最上のごちそうは最後にするべきでしょう。ずいきも使って適度にほぐれていますので、まずはこちらを」

 素月園は久奈の尻の膨らみを両手で掴み、これ以上は無いというほど思いっ切り開く。それと同時にお涼が一気に張形をひっこ抜いた。瘤付きの張形は菊座のとば口を残酷なまでに押し広げ、久奈を責める。

「あふっ」

 張形が抜かれた菊座は名残惜しそうに口を開いたままだったが、徐々にすぼまってゆく。だが、完全に口を閉じる前に瀬田の逸物が久奈の菊座に入り込んだ。

「ああっ!せ、瀬田さまぁ!」

 瀬田の熱棒に貫かれた瞬間、久奈は歓喜の声を上げ、腰を動かそうとする。だが、その動きを止めたのは他でもない瀬田だった。

「自分だけ貪ろうなんて俺が許すと思うのか、お久奈?安心しろ、足腰立たなくなるまでいかせ続けてやるからよ」

 久奈をうつ伏せにしたまま囁くと、瀬田は一気に腰を動かし始めた。張形でほぐされた後門は程よい力加減で瀬田の逸物を締め付け、更に奥深くに誘い込んでゆく。しかし堪らないのは久奈である。瀬田の責にあられもない嬌声を上げ続け、瞬く間に絶頂へと突き上げられる。

「瀬田様・・・・・・堪忍っ!こわれ・・・・・・ちゃうっ!」

「既におめぇは壊れているんだよ」

 瀬田は久奈の背中に自分の上体をぴったりくっつけると、赤く染まった久奈の耳許で囁く。

「浅草で俺に出くわしたのが運の尽きだったな。淫乱の本性を抑えこんで女掏摸なんざ気取りやがって・・・・・・」

 瀬田は背後から手を回し、縄に括りだされた久奈の乳房を鷲掴みにする。

「三人がかりで犯されているのに、こんな蕩けそうな顔をしやがって。まともな女だったら逃げ出しているか泣き叫んで許しを請うところだ。それなのに・・・・・・」

 瀬田の腰の動きがいっそう早くなる。菊座を犯しているとは思えないその激しい動きに、久奈も堪らず啼き続ける。

「逃げるどころか、おめぇは快楽を自ら貪りに行く。まったくもって俺好みの淫乱だよ、おめぇは!」

 ひときわ激しく瀬田が腰を叩きつけたその瞬間、久奈は絶頂の嬌声を上げ、瀬田は久奈の中に精を放った。どろりと熱い精は瀬田の逸物にまとわりつき、逸物が引き抜かれると同時に、久奈の菊座から白濁が太腿を伝って流れ落ちる。

「さてと、次はこっちか」

 瀬田は気を遣ってぐったりしている久奈をひっくり返し、仰向けにする。

「あら、瀬田様。気を放ったばかりだというのに萎えないんですね」

 お涼が瀬田の股間を見て驚きの表情を浮かべる。先ほど精を放ったにも拘らず、瀬田の逸物は天を仰ぎ、久奈の蜜壺を狙っているのだ。

「ああ、一旦はな。だけどそれだけじゃ足りねぇようだ。それに今日を逃したら今度こいつを抱けるのは年明けになるしな」

 そう言いながら瀬田は蜜壺に己の逸物を宛てがい、一気に貫いた。

「ああっ!いい、いいのぉ!」

 待ちに待っていた蜜壺への『ご褒美』に満たされた瞬間、久奈はひときわ大きい声を上げた。それだけではない。腕を瀬田の背中に絡め、唇さえも奪ってゆく。そんな狂乱を示す久奈をいとおしげに見下ろしながら、瀬田は更に腰の動きを早くした。

「行くぅ、イッちゃうのぉ!」

 久奈は気を遣ってしまったが、一度精を放っている瀬田は絶頂までまだまだ余裕がある。更に腰を回し、出し入れ以外の動きで久奈を弄びながらお涼に声をかける。

「おい、お涼。こいつの菊座にさっきの張形を」

 瀬田は久奈を抱きかかえたまま自らが仰向けになる。すると瀬田の逸物を咥えこんでいる久奈の蜜壺と、白濁に濡れ、ひくついている菊座がお涼の前に露わになった。

「承知しました」

 艶然と微笑み、お涼は先程の張形を久奈の菊座に再び入れる。先ほどと違って瀬田の精でぬめりを帯びているため、張形の滑りがかなり良い。

「お、おねぇさまぁ!そ、そんなに、うごかさないでぇ!」

 薄い肉壁越しに瀬田の逸物とお涼の張形が擦れあい、久奈を苛む。その快楽責めに耐え切れず久奈はお涼に許しを請うが、そんな事でお涼が責める手を緩めるはずもない。

「だぁ~め。瀬田様からの『ご命令』なんだよ。これから下女として屋敷に入ったら、こんなもんじゃ済まないんだから」

 お涼は更に張形の出し入れを激しくし、切なげに勃っている久奈の乳首をきゅっ、と摘んだ。

「あうんっ、おねぇさまぁ・・・・・・もっとぉ」

「すっかり淫らになっちまったなぁ、お久奈ちゃんも」

 お涼に愛撫をせがむ久奈に声をかけてきたのは責め手から外れていた素月園だった。

「瀬田の旦那。ちょいとお久奈ちゃんの口を犯す事を許していただけますかね?」

 その瞬間、瀬田の目が怪しく光る。

「こいつに口淫も仕込んだのか?」

「ええ。月役の時も瀬田様の欲求に応えられるようにと。ただ、今までは張形での訓練でしたから、本物でうまく出来るかは解らないんですよね。最初は歯を立てられかねませんので」

 素月園は下帯から逸物を引っ張りだしながら瀬田を様子をうかがう。

「なるほど。じゃあ申し訳ないがちょっと試してみてくれ。おい、お久奈」

 瀬田は久奈の乳房を握りしめながら低い声で脅す。

「もし、素月園の逸物に歯を立てでもしたら、同じくらい痛い目に遭わせるからな」

 その言葉が単なる脅しでは無いことを、久奈は肌で感じる。恐る恐る頷きながら、久奈は上体を起こし、素月園の逸物を口に咥えた。



UP DATE 2014.12.17

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この四人、すっかり暴走をしてしまって管理人の手には負えなくなりつつあります(^_^;)まぁ誰にも迷惑をかけず、本人たちが納得の上で楽しんでいればそれはそれでありかも(おいっ)

しかしこんな調子で例の武左公の話までたどり着けるのか・・・この部分は下手したら10行、20行で終わるレベルかもwww
どちらにしろ今年最後の紅柊更新は、来年の大事件に向かっての足がかりを少しでも取り上げることができれば・・・と思っております♪
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