FC2ブログ

「紅柊(R-15~大人向け)」
乙未・秋冬の章

禁断の寒仕込み・其の肆~天保六年十二月の戯れ(★)

 ←烏のおぼえ書き~其の七十五・江戸の防火対策 →烏のまかない処~其の百八十三・正月野菜
「もし、素月園の逸物に歯を立てでもしたら、同じくらい痛い目に遭わせるからな」

 瀬田の欲望に掠れた声が久奈の耳朶をくすぐってゆく。その言葉に恐る恐る頷きながら、久奈は血管が浮き出て熱り勃っている素月園の逸物を口に咥えた。瀬田のものよりはやや小ぶりではあるが素月園の逸物もかなりの長さを誇る。喉の奥にまで届く強張りにえずきそうになりつつも、久奈は懸命に素月園の逸物に舌を這わせ始めた。

「素月園、具合はどうだ?」

 久奈の唇から出し入れされる素月園の逸物を興味深そうに見つめながら瀬田が尋ねる。

「まだかなりたどたどしいですけど、最初にしちゃあ上出来じゃないかと・・・・・・そうそう、鈴口に舌をねじ込むようにしてごらん」

 素月園は久奈に指示を出しながら、慎重に腰を動かし始める。

「なるほどな・・・・・・あとで俺もちょいと試してみるか」

 拙いながら懸命に素月園の逸物に奉仕する久奈の唇にそそられたのか、瀬田は少し上体を起こし、怒張を咥えこんでいる久奈の唇に指を這わせた。そして口の端から溢れてしまった涎を指で拭い、その指で久奈の凝った乳首を撫で上げる。

「んふっ!」

 快楽に固く凝ったまま放置されていた乳首を濡れた指で撫で上げられた久奈は、思わずびくん、と身体を跳ね上げ、反射的に素月園の逸物に軽く歯を立ててしまった。

「いてっ」

 素月園が小さな叫びを上げると同時に、瀬田が撫で上げた乳首を強く摘み、ねじり上げる。

「んんんっ!!!」

 その痛みに久奈はくぐもった声を上げるが、瀬田は容赦しない。

「言ったよな?素月園のブツに歯を立てたら、同じだけ痛い目に遭わせるって・・・・・・だけどおめぇにはちっとも罰になってないようだな」

「ええ、本当に・・・・・・お尻の穴までひくひくさせちゃってますわ」

 瀬田の言葉に同調したのはお涼だった。右手で張形を操りながら、左手で久奈の尻をぺちん、とかなり強く叩く。

「虐められるほど感じちゃうなんて、どこまで貪欲なのかしら、お久奈ちゃんは」

 お涼は久奈の菊座にねじ込んだ張形をこねくり回しつつ、久奈の尻を抓った。

「本当に気持ちよさそうな顔しちゃって。全部の穴を塞がれて悶え狂うなんて、筋金入りの淫乱よね」

 言葉で久奈を責めながら、お涼は菊座の張形を一旦引き抜き、更に太く、ごつごつした形の張形を久奈の菊座に押し込む。その張形には素月園が先日譲ってもらった塗り薬が予め塗られていた。焼けただれるような快感に久奈は頤を仰け反らせる。その一方、素月園は更に腰を進めながら久奈の口を犯してゆく。

「ほら、もうちょっとカリの辺りに舌を這わせて」

 今度は歯を立てぬよう、唇と舌だけで素月園の逸物に奉仕する。少しコツを掴んできたのか、先程よりだいぶ動きが滑らかだ。

「年明けがなかなか楽しみだな・・・・・・たまには素月園らも呼んでかわいがってもらうか。でないと俺のほうが搾り取られちまいそうだ」

 乳首から指を離した瀬田が、久奈の腰を掴み激しく突き上げながら語りかける。だが、素月園に口を犯されている久奈は返事をする事ができない為、瀬田の手を握り返して承諾の意を伝えた。
 三人の手練に全ての穴を犯され、それでも飽きたらず自ら欲望を貪り続ける――――――久奈は己の業の深さを感じずにはいられない。その業の深さはある意味久奈を犯している三人を合わせたよりも深いものがある。そしてその深い業の前にまず素月園が降参を示した。

「そ、そろそろ行くぞ!お久奈ちゃん、口の中に出すからな!」

 そう叫んだ瞬間、久奈の口の中に独特の匂いを放つ白濁が広がってゆく。できればその白濁を吐き出したかったが素月園はそれを許さず、逸物を久奈の口からなかなか引き抜かない。耐え切れなくなった久奈の口の端から零れた白濁は久奈の細い顎を汚し、喉の奥にも染み込んでゆく。

「お久奈!今度はこっちだ!」

 口中の素月園の逸物に気を取られていた久奈を、瀬田の声が呼ぶ。その瞬間、今度は蜜壺に熱い迸りが放たれた。胎内に放たれた瀬田の精は、結ばれた部分から少しずつ流れだし、久奈と瀬田の股間や太腿を濡らしてゆく。

「じゃあ今度はお久奈ちゃんね。はしたなくお尻で逝きなさい!」

 鋭く叫ぶお涼の声と同時に張形が更に激しく動く。そして長く、太い張形が一気に菊座から引き抜かれると同時に久奈はあられもない嬌声を上げて気を遣ってしまった。

「さぁて。お久奈ちゃんでひと通り戯れましたから、今度はわっちも御相手してもらいましょうかねぇ」

 まるで獲物を狙う山猫のように舌舐めずりをすると、お涼は再び力を漲らせ始めた素月園の逸物と、まだ萎えきっている瀬田の逸物を掴んで淫らに扱き始めた。



 四人入り乱れての淫靡な遊戯はおよそ一刻半に渡って行われた。さすがに四人とも疲れたのか、敷かれている二組の布団の上でだらしなく横になっている。そんな中、瀬田が思い出したように二人の女に尋ねた。

「おい久奈、お涼。お前たち、見世の手伝いで武家に絡まれたって本当か?」

 そんな瀬田の問いかけに答えたのは、素月園の萎えた逸物を弄んでいたお涼だった。

「ええ、そうなんですよ、瀬田様。しかもあの武左公、お久奈ちゃんに色目を使って気味悪いったら!」

 その時のことを思い出したのか、お涼が怒り心頭といった風情で瀬田に訴える。

「確かにこいつには変な色気があるからな」

 瀬田は自分の腕の中でしとげなく横になっている久奈の背中を撫でながら頷いた。

「ところでお久奈、そいつがどんな風体だったか覚えているか?」

 お涼もそこそこ賢い女だが、さすがに忙しく立ちまわっていた中、相手の細かな風体までは覚えていないだろう。その点、元掏摸だった久奈ならば昔の仕事柄、何かしら覚えているかもしれないと瀬田は踏んだ。そしてその読みは見事に的中し、久奈は今までとは打って変わった真顔で瀬田を見上げる。

「はい・・・・・・剣桔梗の羽織を着た中年男で、口調や仕草からすると旗本だと思うんですが、ちょっと引っかかるところがございます」

「何だ?言ってみろ」

 しつこく言い寄られながら『引っかかる』となれば、それはかなり違和感を醸し出しているものだったのだろう。瀬田は穏やかに久奈を促す。

「刀の鍔が・・・・・・刀に不釣り合いなほど良いものでした。あれはかなりの腕を持った職人が作ったものかと」

「例えば、公方様のお抱え職人が作ったもの、のような?」

 伺うような瀬田のその言葉に、久奈は驚いたように目を丸くした。

「確かにその通りでございます。あそこまでの細工物には掏摸をしていた時分にもなかなかお目にかかれなかったもの――――――言葉が悪いのは百も承知ですが、あの武左公が身に付けるにしては分不相応で・・・・・・・」

「いい話を聞いた。上役の与力や奉行への報告次第になるが・・・・・・もしかしたらおめぇに少し俺の仕事を手伝ってもらうかも知れねぇ」

「瀬田様の・・・・・・お手伝いを?」

 その言葉に、久奈の目が喜びに輝く。それを確認した瀬田は、久奈の頬をそっと撫でる。

「ああ。不本意かもしれねぇが、その無粋な旗本に近づいて鍔なり他のものなり分不相応な持ち物について聞いてもらいてぇんだ。なぁに、肌を許す必要はねぇ」

 瀬田は久奈の顎をくいっ、と指で上げると、半開きになった唇を貪った。その接吻に応えるように久奈も瀬田の唇を舌で割り、舌を絡めてゆく。

「・・・・・・だが、『それなりに貢いでくれたら』と相手をその気にさせてくれ。もしかしたら『分不相応な装飾品』とやらがこちらに流れて、うまい具合に証拠品になるかもしれねぇ、というわけだ。おい、素月園」

 瀬田は久奈を接吻から解放すると、気を利かせてあさっての方向を見ていた素月園に声をかけた。

「ちょいと奉行所だけじゃ扱いきれねぇ厄介なヤマに、その武左公が絡んでいるかも知れねぇんだ。仕事は久奈にさせるが、万が一のことがあった場合を考えて、お涼にも一緒に行動させたい」

 すると素月園はゆるゆると体を起こして頷いた。

「承知いたしやした。お涼もお久奈ちゃんを気に入っているようですし・・・・・・たまにこいつがお久奈ちゃんを『つまみ食い』をするかもしれませんが、それは許していただけますでしょうか?」

 すると瀬田は『お前もだろう』と苦笑いを浮かべる。

「お前たちなら別に構わんさ。むしろお前さんやお涼に嬲られると、こいつの肌の艶が良くなるような気がする・・・・・・というわけだ、お涼。報酬は弾むから、もう暫く久奈を頼む」

「喜んで」

 お涼は艶然と笑うと、早速とばかりに素月園から離れ、久奈の背筋に唇を這わせ始めた。

「あんっ・・・・・・おねぇさま」

 今さっきまでの真剣な表情はどこへやら、お涼の唇ひとつで久奈は快楽地獄へと引きずり込まれる。

「おい、お涼。今は構わねぇが、『仕事中』はあんまりこいつを甘やかすなよ。野暮な武左公を相手にしなけりゃいけねぇんだ。『ご褒美』は与えすぎるな」

「そんなことを言って・・・・・・武左公どもにお久奈ちゃんが身体を開いちまっても知りませんからね」

「その時はその時だ。必要があれば床を取ってもらわなけりゃならねぇ・・・・・・その時は俺が『仕置』をするけどな」

 瀬田は久奈の顔を引き寄せ、その耳許で囁く。

「仕事で身体は許しても心は許すな。でねぇと、俺がおめぇを滅茶苦茶にしちまう」

 瀬田の声には明らかな嫉妬が含まれている。その声に優越感を覚えた久奈は、その瞬間最後の理性を手放し、瀬田とお涼の愛撫に身を任せていった。



UP DATE 2014.12.24

Back   Next


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
INランキング参加中。
お気に召しましたら拍手代わりに是非ひとポチをv


  
こちらは画像表示型ランキングです。押さなくてもランキングに反映されます。
(双方バナーのリンク先には素敵小説が多数ございます。お口直しに是非v)

 



どうやら年明け(いつになるかわかりませんが^^;)久奈は武左公どもの偵察に回されるかもしれません。あくまでも町奉行の許可が要りますが、『新實につながる情報がはいるかもしれない』ということならば、ほぼ間違いなく許可が下りるでしょう。さすがに旗本には手が出せませんからね(>_<)(あくまでも町奉行は庶民相手。武士は目付が諸々の処罰を下します)
ま、小悪党相手なら久奈も遅れを取るとは思いませんが、問題は新實が出てきた時ですかねぇ・・・奴は嗅覚も鋭いですから、久奈に奉行所の息がかかっていることがバレそうです(-_-;)

今回が今年最後の紅柊となります。新年一作目は1/7、久しぶりに前畑銀兵衛夫妻の話などを書きたいかな~と思っておりますw
関連記事
スポンサーサイト




 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png vague~道場主・作間駿次郎顛末記
総もくじ 3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ 3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ 3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ 3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ 3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ 3kaku_s_L.png 雑  記
総もくじ  3kaku_s_L.png vague~道場主・作間駿次郎顛末記
総もくじ  3kaku_s_L.png 夏虫~新選組異聞~
総もくじ  3kaku_s_L.png 紅柊(R-15~大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 葵と杏葉
総もくじ  3kaku_s_L.png 横浜慕情(大人向け)
総もくじ  3kaku_s_L.png 短編小説
総もくじ  3kaku_s_L.png VOCALOID小説
総もくじ  3kaku_s_L.png 雑  記
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【烏のおぼえ書き~其の七十五・江戸の防火対策】へ  【烏のまかない処~其の百八十三・正月野菜】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【烏のおぼえ書き~其の七十五・江戸の防火対策】へ
  • 【烏のまかない処~其の百八十三・正月野菜】へ