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「VOCALOID小説」
聖龍協奏曲~奏国物語

ボカロ小説 聖龍協奏曲~奏国物語 幕間・皇帝と一角獣の処女3(★)

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 仄かな蜜蝋の灯りの下、ルカは初めて感じる異物感とそれに伴う痛みに耐えていた。あられもなく広げられた両脚の間には皇帝が陣取り、ルカの蜜壺に指を挿し入れている。奏国でも五指に入る腕前の剣士である皇帝の指は、貴族とは思えぬほど節くれだっており、狭隘なルカの蜜壺を容赦なく蹂躙してゆく。

「ふ・・・・・・あっ」

 慣れない痛みに耐えながら、ルカは息を吐き出す。ただ、その吐息は先程に比べて甘さを含んでおり、徐々に皇帝の愛撫に身体が慣れ始めていることを示していた。
 そしてそれ以上にルカが昂ぶっていることを示していたのは、皇帝に蹂躙されている穢れ無き花弁である。とめどなく溢れる淫蜜は皇帝の指だけでなく掌まで容赦なく濡らし、寝具へと滴り落ちている。ぷっくりと膨らんだ花芽は触れられてもいないのに充血し、ささやかな主張を示していた。
 ルカの全てが皇帝の愛撫を欲しているのに、ただ一箇所――――――指を挿し入れられている蜜壺だけが処女の抗いを露わにしていた。指であっても容赦しないとばかりに、蜜壺は強く締め付けてくる。その締め付けに苦労しつつも、ようやく皇帝は指を全てルカの蜜壺内に収めた。

「少し、動かすぞ」

 皇帝はルカに声をかけると、蜜壺の中で指を蠢かせる。決して激しい動きでは無かったが、初めてそれを経験するルカにとってはかなり強い刺激だ。愛撫から逃れようと無意識に皇帝の指を抜こうと身体を捩らせるが、勿論それは許されない。皇帝は更に指の動きを激しくしながら、ちょこんと顔を覗かせている花芽を指の腹でそっと撫で上げた。

「ひゃあっ!」

 ビリビリと脊髄を駆け上がる刺激にルカは素っ頓狂な声を上げてしまい、更に皇帝の指を締め付ける。その瞬間、蜜壺にまだ溜まっていた淫蜜がどろり、と溢れだしてきた。既に男を迎え入れるまでに昂ぶっている事は明白だが、ルカの表情はまだ痛みに歪んでいる。

「既に身体は蕩けきっておるのに・・・・・・まだ、辛そうだな」

 上体を倒してきた皇帝の声が、ルカの耳をくすぐる。

「はい・・・・・・でも、大丈夫です」

 本当は今すぐにでも逃げ出したかったが、それが許されないことはルカが一番良く解っている。たった指一本とは思えぬ異物感にルカは串刺しにされているのだ。そして、それをルカ以上に感じていたのは皇帝だった。

「大丈夫、とは到底思えんがな」

 微かに笑みを浮かべつつ、皇帝はルカの蜜壺から指を抜く。その瞬間、ルカは反射的に安堵の溜息を吐いてしまった。

「何度か『処女』と称して娘を差し出されたことはあったが、あれはやはり何らかの訓練をしていたのであろうな」

「くん・・・・・・れん?」

 頬を桜色に染め、乱れた息を整えつつルカが尋ねる。

「ああ。そなたのように痛がることも体を固くすることも無かった。確かに女陰は狭かったが」

 皇帝は己の脚をルカの脚に絡ませつつ、ルカの体を引き寄せた。

「『作法の訓練』とやらをやっていたのだろうな。 ユニコーンが騎乗を許す清らかさなど微塵もない輩ばかりだった」

 その言葉と同時にルカは強く抱きしめられる。強く、逞しく、それでありながら優しい皇帝の温もりにルカはほっとすると同時に、己の太腿に当たっている強張りにも気がついた。
 性の知識に疎いルカでも最低限の事は知っている。それは怒張した皇帝の逸物に間違いないだろう。しかしそれはルカが想像していたものより遥かに大きい。

「どうした?」

 ルカの様子がおかしいことに気がついた皇帝が、柔らかな声で尋ねる。

「い、いいえ。あの、太腿に・・・・・・」

 それだけ言うのがやっとで、ルカは顔を真赤にして皇帝の胸に顔を埋めてしまった。 その初々しさに思わず笑みをこぼす皇帝だったが、何を思ったのか不意にルカの手首をやんわりと掴んだ。

「太腿に・・・・・・とは、もしかしてこれのことか」

 皇帝は手首を掴んだまま、ルカの手を己の股間に導く。そしてルカの華奢な手に己の逸物を触れさせた。

「あっ」

 小さな悲鳴を上げてルカは手を引っ込めようとしたが、皇帝に手首を掴まれ、それは叶わない。辛うじて拳を作ることだけは成功したが、皇帝はルカの手の甲に己の逸物を密着させたのだ。脈打ち、頭をもたげている皇帝の逸物を手の甲に感じつつ、ルカは戸惑いを露わにする。

「今からそんなに怯えていては、これからが更に辛くなるぞ。これがそなたの中に入るのだから」

 ルカの耳朶に唇を寄せ、からかうような口調で皇帝が囁く。その一言にルカは泣きそうになった。

「こ、こんなに大きなものが」

「おなごは子供を産むのだぞ?子供の頭に比べたら小さいものだ」

 確かにそうかもしれないが、今のルカにとっては凶器でしかない。再び怯えを見せるルカだったが、皇帝は強引に身体を密着させ、己の逸物をルカの花弁に押し付けた。

「今しばらくの辛抱だ――――――余を受け入れろ」

 その瞬間、身体を引き裂くような激痛がルカの身体を貫いた。



 娘子隊とはいえルカも軍人である。稽古や実戦で怪我することもあるし、その痛みに耐える鍛錬もしている。だが、皇帝の逸物で貫かれた痛みはそれとは異質の、耐え難いものであった。ルカは声にならない悲鳴を上げ、いやいやをするように首を左右にふる。

「へ・・・・・・いか」

 痛みに濡れた眼差しで、ルカは皇帝に許しを乞う。だが、皇帝はそんなルカの懇願を一蹴し、強い力でルカの蜜壺を穿っていった。

「痛いだろうが、今暫く耐えよ。それほど・・・・・・長くはもたぬ」

 皇帝は少し苦しげに眉根を寄せると、更に激しく腰を動かし始める。皇帝が動くたびに脳天を突き抜ける激痛にルカは呻き声を上げるか、暫くするとその痛みが少し和らいできたような気がした。否、自分が皇帝の逸物に慣れはじめたのかもしれない――――――その瞬間、ルカの唇から呻き声とは明らかに違う、甘やかな声が漏れた。

「少し、慣れてきたようだな」

 ルカの甘やかな声を聞き逃さなかった皇帝は、更に動きを早くする。それと同時にルカの蜜壺を穿っている逸物の硬さが更に増した。

「い・・・・・・いくぞ!」

 皇帝が叫んだその瞬間、ルカの胎内に迸りが放たれた。心地よい暖かさの迸りはルカの蜜壺に広がり、ルカを満たしてゆく。

「・・・・・・よく耐えてくれたな」

 己の逸物を引きぬきつつ皇帝はルカに語りかける。その瞬間、白濁がルカの蜜壺からどろり、と溢れだし、寝具に滴り落ちた。

「いえ・・・・・・お情けをいただきながら何も出来ず」

 痛みからようやく開放されたルカは、微笑みを見せる。

「一夜限りにしておくのは惜しいな・・・・・・そなた、名はなんという?」

 ルカの長い髪を弄びながら、皇帝はルカに尋ねる。遠征中においても後宮においても、一度限りの相手も多い皇帝でだ。そんな皇帝が名前を尋ねるということ――――――それは再びの呼び出しがあるということである。でなければ、名前など聞く必要もない。ただ、そんなことはまるで知らないルカは、聞かれたまま己の名前を告げる。

「ルカと申します」

「そうか・・・・・・ルカよ、余の側室になれ」

 いきなり告げられたその一言に、ルカは芽を丸くした。

「へ、陛下!お戯れが過ぎまする!そ、側室なんて・・・・・・」

「側室になれば夜毎そなたを召すことが出来る。気にするな」

 どうやら皇帝の意思は固そうだ。ルカは諦め、引き寄せられるままに皇帝の肩に頬をうずめた。



 閨での睦言は話半分に聞くべきだ――――――その瞬間までルカはそう思っていた、確かに『側室になれ』とは言われたが、それはあくまでも閨の戯言であり、その場の熱に浮かされての事だろう。そもそも皇帝の周囲や元老院がそれを許さないだろうということは、郷士の娘であるルカは嫌というほど知っている。
 ただルカにとって皇帝と直接言葉を交わせたこと、そして一夜を共に出来たことは大きなことだった。

(どのみち兵士として一生を捧げるのだから――――――これで心置きなく陛下に命を捧げることが出来る)

 ユニコーンに触れることはできなくなってしまったが、騎馬隊への移籍くらいは認めて貰えるだろう。できれば馬を買う金が貯まるまで騎馬を借りることができればありがたい・・・・・・その程度に考えていたルカにとって、翌日の騒動は青天の霹靂だった。

「何故、ルカを側室にする事ができぬのだ!理由を申してみよ!」

 昨晩以上の不機嫌さで皇帝が家臣を怒鳴りつける。その怒りに平身低頭しつつも、この点だけは側近も譲らなかった。

「畏れながら申し上げます。昨夜夜伽をした娘は貴族の中でも一番身分の低い郷士の出であります。平民と殆ど変わらぬような身分の娘を側室に上げてしまったら我が国の均衡に影響が出かねませぬ」

「ならばどこぞの養女にしてから側室に上げればよいだろう!」

「・・・・・・せめて藩主の身分であれば。ですが陪臣の娘では如何ともしがたく」

「貴様では話にならぬ!この件は元老院に直接交渉する!」

 どのみち皇帝の後宮の話は元老院の許可がなければならない。それは国益に反する側室を牽制する狙いからなのだが、これには皇帝さえ逆らうことが出来ないのだ。不快感を露わにする皇帝を前に、側近はただじっと耐えることしか出来なかった。



 皇帝との口論に疲れ果てた側近を、天幕の外で待っていたのは事もあろうにルカだった。

「・・・・・・何か用か?」

 そもそもこの女がいなければ、自分が叱責を受けることはなかったのに――――――不機嫌そうに問いかける側近に、ルカが恐る恐る口にした。

「あの、できれば馬を一頭お借りしたいのですが。実は、昨日の・・・・・・その、お召で・・・・・・ユニコーンに騎乗することができなくなってしまって」

「ふん!貴様ごときが騎馬など・・・・・・いや、待て」

 側近はふと思い立つ。

「悪いが馬は貸してやれぬ。その代わり・・・・・・」

 ニヤリと笑いながら家臣は告げる。

「娘子隊の象徴、白龍・陽炎を貸与してやる」

 白龍・陽炎――――――それは娘子隊の象徴でありながら、100年近くも娘子隊隊長の騎乗を拒んでいる気難しい聖龍である。その言葉にルカは言葉を失った。




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ルカにとって緊張と痛みとの戦いだった皇帝のお召がようやく終了いたしました(〃∇〃)取り敢えず皇帝の不機嫌ささえなくなれば・・・と思っていたルカですが、何と皇帝から『側室になれ』とのお達しが(@@;)
さすがにルカの身分が低すぎて、即座に答えをだすことは難しいようですが、それ以上に皇帝の側近が勧めた『白龍・陽炎
』への騎乗の意味とは・・・詳細は次回になりますが、どうやら皇帝にルカを諦めさせる算段であることだけは確かなようです。

次回更新は6/2、白龍に乗る意味を中心に書かせていただきます(*^_^*)
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