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「VOCALOID小説」
日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)

ボカロ小説・日出ずる国の暗黒郷(ディストピア)91

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エリア003―――昔の地名で言うならば霞ヶ関、そこの入口ゲートにメイコ、リン、レンの3人が到着した。ある程度の攻撃はあったが、いつもの攻撃に比べ圧倒的に少ないその量に、メイコは気味悪さを感じていた。

「ねぇ・・・これって罠かな?あまりにもあっさり到着できたよね?」

「かもしれねぇな・・・もう引き返すのは無理だけど」

メイコの問いかけにレンが真顔で答える。だが、そんなレンの言葉を否定したのはリンだった。

「レン!言葉は正確に!ミクちゃんや他の仲間を助けた後じゃないと引き返すのは無理!でしょ」

ライフル銃を構え、リンは入口ゲートをくぐる。その瞬間に集中砲火を浴びてもおかしくない状況だが、リンがエリア003に足を踏み入れても攻撃はおろか、物音一つしなかった。

「ねぇ・・・AI政府ってちゃんと機能しているのかな?すっごく気味悪いんだけど」

「確かにそれは言えるかも・・・中央政府のシステムがきちんと作動していれば俺たちは既に蜂の巣にされているよな」

「または私達を更に奥へと誘う罠、ってところでしょうね。それこそ『頭脳』の追加パーツとして捕縛するために」

「うわ~キモっ!」

メイコの言葉にリンは大仰に身震いした。だが、そんな会話を交わしている3人に対し攻撃は全く行われない。

「・・・もしかしたら迂闊に火器を使わせない為かな?それだけ貴重な機器がこのエリアに集中しているとか」

「そうとしか考えられないわね・・・あまりにも異常だわ」

「だったらミクちゃん達がいる可能性もかなり高い、ってことだよね?だったらビルを片っ端から漁っていけば」

「その必要は無いわ」

今にもビルの扉を壊そうとするリンを止めつつ、メイコは空中に一枚のモニターを表示する。

「アンドロイドの活動モニターよ」

その画像の左上に、まとまった数の弱い点滅が表示されていた。それは休眠状態のアンドロイドがいる事を表している表示だ。

「まずはここに行きましょう。ここに行けば何かが判るかもしれない」

メイコの提案にリンとレンは笑顔を浮かべて頷いた。






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エリア003に入った瞬間、ピタリと止んでしまった攻撃・・・不気味です(-_-;)
これは火器を使わせない、または反撃されると困るようなシステムが集中しているためなのか、それとも三人を更に置くへ引き込む罠なのか・・・それはまだわかりません。でも罠と解っていても三人は奥へ進まざるを得ないという・・・( ー`дー´)キリッ
明日からは更に奥へと進む三人を取り上げてゆきます。
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