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「VOCALOID小説」
オワリとカイト

ボカロ小説 オワリとカイト2

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渡守のカイトは少し困ったような笑みを浮かべつつ、口を開く。

「中京エリアの代表できたのは間違いないんだけど、マスターはこっちに来ていないんだ。ちょっと体調を崩してね・・・本人は来たいって言っていたんだけど年齢が年齢だから今回は留守番をしてもらっている」

「留守番って・・・大丈夫?確かにお年を召していらっしゃるけど、まだまだお元気そうだったじゃない」

「そもそもオワリさんってお幾つ?少なくとも50年前の作品は知って・・・わむっ」

「リン、人間の女性の年齢を詮索するもんじゃない」

レンがリンの口を塞ぎながら嗜める。

そんなリンとレンのやり取りを見て、大井川のカイトは笑みを浮かべた。

「レン、お気遣いありがとう。だけどマスターはそういう事はあまり気にしない人だから年齢を言ってしまっても大丈夫かと・・・今年の11月で米寿を迎えるんだ」

「88歳ぃ!!」

オワリと会ったことがある三人は素っ頓狂な声を上げる。

「確かに日に焼けていて皺は深かったけど・・・てっきりあれは外回りで太陽の紫外線をたっぷり浴びているからかと」

「動きだけだったら60代・・・50代後半、って言われても信じちゃうかも」

「・・・かもね。何せ若い頃はレジスタンスのリーダーとして先陣きって戦っていたし、戦士引退後も政治家として飛び回っていたから体力には自信を持っているみたい。僕としては本当の意味で隠居してもらいたいんだけど」

カイトのボヤキにその場に居た全員が苦笑いを浮かべた。

「それはまだ無理じゃない?だってあなたと二人で大井川の一区画をガードしてるんでしょ?同じレベルのガードを育成するとなると結構時間もかかるんじゃない?」

「その通り。というか、危険な仕事だからなり手が全然居なくて。だからこそ今回の会議を・・・」

「絶対に成功させてオワリさんにゆっくりしてほしい、ってことね」

「その気持ち、判るな。無茶をする相方がいると本当に心が休まらないし、それ以上に物理的に忙しいし」

思わず溢れてしまったレンの一言に、カイトはほほ笑みを浮かべながら頷いた。




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・・・やんちゃな相方を持つと色々苦労が絶えないようです(^_^;)
今回の会議、本当だったらオワリも出席するはずでした。そりゃあ長年戦いの前線にいた人ですからねぇ。その経験はきっと和平会議には役立ったでしょう。だけど今回は体調不良で欠席という・・・風邪くらいなら良いんですけどねぇ(´・ω・`)
明日からの連載ではカイトとオワリの出会いについて、ボカロたちの会話形式で語っていく予定です(あくまでも予定)
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