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「雑  記」
烏のおぼえ書き

烏のおぼえ書き~其の三百三十・昭和初期の食事事情 米相場は現代の株価のよう

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食事の大部分を米が占めていた昭和初期、それだけにコメの価格は家計を大きく左右しました。
大正バブルの余韻が残っていた大正15年当時、10kg3円以上していたコメの価格は昭和に入って2円台に下落、景気が一番悪かった昭和6年には10kgで1円69銭まで下がりました。
しかしこの下落、景気だけが原因じゃないんです(´・ω・`)この前年の昭和5年が好天に恵まれ、歴史的な豊作になった為お米が取れすぎて価格が下がったんです。
更に国内だけでなく、朝鮮からも大量の米が輸入され昭和5年8月には一石(150kg相当)30円していた東京のコメ先物価格が秋には20円を切る水準にまで急落、大正3年以来の安値になってしまったんです(>_<)
この尋常じゃないほどの米の安値は都市部に住んでいるサラリーマン世帯にとっては大助かりでいたが、生産者にとっては大打撃(>_<)生産費を回収することさもままならず、特に東北地方などでは貧困のどん底に落ち込んだ農家も多かったとのこと。
当時は農地開放前で小作農が多かったから生産費には地代も含まれており、零細農家ほどコスト高だったんだそうです。
その悲惨さたるやかなりのもので・・・次回そのへんの詳細を紹介していきます(´・ω・`)



【創作関連】
今日の消費税引き上げじゃないですけど、米の豊作不作、景気の変動による米相場に右往左往してしまう庶民の姿が思い浮かんでしまいます(^_^;)
きっと当時の主婦は景気の変動や、天候の良し悪しを鑑みてお米を買うタイミングを狙っていたんじゃないでしょうか。当時は家族も多いですし、米の消費も現代の数倍、サラリーマン家庭でも月50kg~60kgのお米が消費されますから、ほんのちょっとの価格下落も大きな差になってしまいます。
もしこのネタで話を書くとしたら、新聞とにらめっこをしお米を買うタイミングを伺っている妻と、それを横目で見ているのんびり(またはぼんくら)亭主の話などを書きたいな~と思います(*^_^*)



【参考・引用文献】
「月給100円サラリーマン」の時代(岩瀬 彰 著  ちくま文庫)


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