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「Twitter小説」
火消しのユウト Page1

火消しのユウト 虎之児と最凶の殺し屋4

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「よりによって何でお前がこの空間に、それもこの瞬間に現れるんだ!」

アレクは毒づきながらW&S製のマグナムを手にする。これはボリスと戦ってから、万が一を想定して持ち歩くようになったものである。光線兵器が利かないボリスを倒すにはこれしかない。

「これでも喰らえ!」

光線兵器に慣れた腕にはやや重すぎるトリガーを引きながらアレクは目の前にいるボリスに実弾を撃ち込む。しかしアレクの攻撃はボリスのシャシュカによって事も無げに跳ね返されてしまった。

「相変わらずこの程度の攻撃しかできないのか?」

無表情のままボリスはアレクに言い放つと、シャシュカでアレクの喉元を突いてきた。常人ならば間違いなく喉を貫かれているその攻撃を、アレクはすんでのところで躱す。

「おっと、アブねぇ・・・・・重装備防護スーツを着てきて正解だったぜ。」

シャシュカによって微かに傷を付けられた重装備防護スーツはみるみるうちに自己修復してゆく。それこそ建物一つ分丸々破壊するくらいの爆破にも耐えることができるスーツだ。シャシュカによる切り傷『ひとつ』くらいならば問題無くアレクの身体を守ってくれるだろう。
だがボリスは次から次へと攻撃を繰り出してくる。重装備防護スーツの自己修復が間に合わない速度で連続攻撃を受けたら間違いなくボリスのシャシュカはアレクの心臓か喉を貫くであろう。
実弾での攻撃を続けながらアレクはボリスから逃れる術を考えていた。

(まともにやり合ってりゃあっちに分がある。俺に勝機があるとするならば何かしらのアクシデントがあるとか・・・そうか!)

アレクは時空固定弾の効力があと60秒足らずしか残っていないことに気が付いた。もしそれが利用できるのならばアレクにも勝機があるかも知れない。

「一か八か、賭けてみるか・・・。」

金が絡むギャンブルはからきし弱いが戦いに於けるアレクの勘は9割8分の勝率を誇る。アレクは自分の勘を信じ、『その瞬間』が来るまでボリスの攻撃に耐え続けた。



(12/19~12/25 twitterにて掲載)

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ユウトだけでなく、アレクも『最凶の殺し屋』、ボリスに出くわしておりました(^^;)
以前はひたすら逃げまくるだけだったアレクですが、今回は重装備防護スーツも着込んでおりますし、実弾も装着しておりますので以前よりはましな戦いができるか・・・・・と思いきや以前の戦いとそう状況は変わらないようです(笑)
防護スーツによってボリスの『間合い』に入り込んでの攻撃は出来ているようなんですが、攻撃の全ては躱されているようですし・・・・・やっぱり『兵士』としては現役のボリスの方に分があるようです。果たしてアレク&ユウトは分事故の状況から脱却できるのでしょうか(^^;)明日からの連載でお楽しみ下さいませv
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