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「Twitter小説」
火消しのユウト Page1

火消しのユウト 金亀と素面の酔っぱらい2

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一方アレクはユウトと違いかなり苦戦を強いられていた。人間であるボリスは多少の次元変化に動じない。むしろその変化に眩暈を覚えたアレクの方がダメージ受け、ボリスのシャシュカの切っ先を受ける数が急激に多くなっていた。

「マジ、やばいんだけど。」

重装備防護スーツは立て続けに切り裂かれ、自己修復も間に合わなくなりつつある。傭兵時代に施した肉体改造手術が功を奏し、何とか戦い続けていることが出来ているが、これがアレクでなければとっくの昔にボリスのシャシュカによって切刻まれているだろう。

(そう言えばユウトの奴、大丈夫かな?さっき助けを呼んでいたけど。)

ボリスの攻撃を避けながらアレクは先程飛び込んできたユウトのダイレクトメールを思い出す。しかし、この状況では助けに行くどころか逃げることもできない。八方塞がりの中動きが取れなくなったその時である。

(おい、アレク。そっちに助けはいるか?)

不意にユウトからのダイレクトメールが飛び込んできた。だが、ボリスと対峙しているアレクにそれの返事をしろという方が酷であろう。アレクはユウトからのダイレクトメールを無視してボリスと戦い続ける。

(・・・返事が無いって事は相当苦戦しているか既にくたばっているって事だな。仕方ないからそっちに行ってやるよ。)

「はぁ?」

ユウトからの上から目線ダイレクトメールにアレクは眉を跳ね上げる。

「くたばっているだけ余計だ!畜生、こけにしやがってユウトの野郎!」

ユウトのダイレクトメールにアレクは怒り、思わず怒鳴り散らすがダイレクトメール回線に乗せていないその言葉がユウトに伝わる筈もない。それどころかむしろユウトのダイレクトメールに気を取られていた分、守りが疎かになり重装備防護スーツの破れが増えていた。

「すっげぇムカつくけど、ユウトの手がいるよなこれじゃあ。」

辛うじてボリスの攻撃を躱しながらアレクは実弾を撃ち込んでゆく。だが、その弾もあと少しで無くなるだろう。ユウトが来るのが先か、自分がやられるのが先か・・・アレクの額には脂汗が滲んだ。



(1/2~1/8 twitterにて掲載)

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次元の変化によって何とか危機を乗り越えたユウトと違い、アレクはボリスを相手に苦戦を強いられております。それに対してユウトはお気楽なダイレクトメールをアレクに送る始末・・・(^_^;)
重装備防護スーツを切刻まれている状況の中、お気楽なメールを送られた方は堪ったものじゃありません。そりゃ毒づきたくもなりますよね~(爆)。しかしそれでも一方的に攻められている状況ではユウトに頼らざるを得ません。果たしてユウトという名の助け手はいつやって来るのでしょうか?明日からの更新をお楽しみくださいませねv
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